2023/10/13『金スマ3時間スペシャル』(見逃し)内容まとめました。
・VIVANTの監督「福澤克雄」
・VIVANTの誕生・撮影秘話
・福澤克雄監督が語るキャストのすごさ
(堺雅人・阿部寛・役所広司)
・視聴者が選ぶtbsドラマトップ30・名シーン
VIVANTの監督は誰
VIVANTの監督は、
tbsドラマ制作部の福澤克雄さん(59)。
今回、tbsドラマトップ30位入りしたドラマの内、
10作品を手掛けた人物。
TBSが誇る大ヒットメーカーです。
福澤諭吉の子孫としても知られています。
・砂の器(2004年)
・華麗なる一族(2007年)
・半澤直樹(2013・2020年)
・陸王(2017年)
・ドラゴン桜(2021年) など他多数
福澤克雄監督はどんな人?
監督パワーやっぱりありますね。
士気の高まりが監督から広がっている感じがしますね
執念を感じますね。
新しい世界というか、挑戦を感じる。
監督の執念が役者にも乗り移っている
VIVANT誕生秘話
たまたま流した地方ラジオが、
VIVANT誕生のきっかけ
2020年。
大阪から東京へと、車を走らせていたときのこと。
普段は絶対聞くことのない地方ラジオから偶然流れてきたのが、
別班。
嬉しかった。
日本にも007みたいな組織があって、
(ちゃんとやってんだ)と心強かったし、
いつかドラマにしたいとは思っていた。
日本のために活躍する姿を描きたいと、
構想すること3年。
放送まで内容を一切告知しないというこだわりぶりした。
VIVANT撮影秘話
✔出演者・スタッフ全員モンゴルに2か月滞在。
✔移動距離は1万キロ。
✔CG一切なしの砂漠風景
出演者コメント
見たことない景色が描写される
壮大な物語
これどこで撮るんだろうと、
取る場所が想像できない
福澤克雄監督はなぜこんなに大規模な撮影に挑んだのか?
福澤克雄監督は、
近年、海外ドラマやネット配信ドラマが大頭し、
日本のテレビドラマの未来に危機感を感じていた。
テレビ局のこれからを考えると、
「安く作って、ある程度の視聴率」と言っている時代はそろそろ終わらないと。
1つ世界に出なきゃいけない。
(VIVANT)が当たったからいえるのよ偉そうにね。
でも偉そうに言っちゃいますよ
ある程度国際基準のものを作れるんだというのを見せれば、
ある程度人気になれば、
他局もやり出す
役所広司さん、阿部寛さん、二階堂ふみさん、堺雅人さん、二宮和也さん、
これだけの役者がなぜ集まってくれたのかというと、
テレビドラマにみんなちょっと危機感を感じていたからだと思う、
と福澤克雄監督は振り返ります。
福澤克雄監督の狙い
✔1~3話では、
「別班」を主役にせずに、
「ひたすら逃げる」に重きを置く。
まずはどういうドラマなのか、知りたいと思わせる。
✔4~5話で一気に物語を動かす。
「別班」はあくまで、
主人公のただの職業として描く。
福澤克雄監督が語る堺雅人のすごさ
モンゴル語ほぼ完ぺき
努力もあるが、
とてつもなく台詞を覚える頭を持っている
大したもんだなぁと思って。
主人公は彼以外にありえなかった
福澤克雄監督の心が震えた名シーン
4話の、
主人公乃木のもう一人の人格が出てくる、
「よう山本」
というシーン。
あそこらへんはゾクゾクした。
観ているお客様も、
ピッとスイッチが入った気がします
福澤克雄監督が阿部寛をどうしても必要としたわけ
存在感。
結構人も死ぬし暗い話になるところを、
本人は笑わせようとしてないんだけど、
なんか周りをホッとさせてくれる
あれは中々いない。
真面目になればなる程、
クスッとしちゃうようなところ。
あれは生まれ持ったすごいものだなと思って、
今回やっぱり阿部さんは欲しかった
大人気・ドラムは実はある映画のキャラクターがモチーフ
チューバッカ(映画:スターウォーズ)
パクりました
しかしワーワーいって通訳して、と話が進まないので、
ドラムは絶対に喋らない方が良いと思って、
携帯で喋るようにしたそうです。
ドラムの配役はどう決まった?
バルカ警察のオーディションできた富栄ドラムを見て、
あ~ピッタリだ!
と思って選んだ
福澤克雄監督が語る役所広司の魅力
いるだけでOK
優しい、人間的にすごく素晴らしい
✔細かく髪を伸ばしてきた
✔痩せてきた
✔うまく日焼けしてきた
はぁ~もうOK。
全てが滲み出る、て感じ?
そういう役者さんてそういないかな。
あと優しいのよ。
誰かが間違えると、
逆にワーッと喜んで場を和ませてくれるから、
みんな好きになっちゃうかな
福澤克雄監督の心が震えた名シーン
物語のクライマックス。
ノゴーン・ベキが、
上原副長官を撃とうとするとき、
ニタッと笑うようなところ。
ニタッと笑うのを見てびっくりしちゃった
【tbsドラマトップ30】
30位:(2018年)義母と娘のブルース
キャリアウーマン・亜希子(綾瀬はるか)がシングルファザーと結婚。
義理の娘・みゆきと関係を築いていく
もう一度観たい名シーン
みゆきの父(竹野内豊)が亡くなってしまい、
お葬式のキッチンで、亜希子とみゆきが本当の親子になるシーン
29位:(2000年)池袋ウエストゲートパーク
28位:(2015年)天皇の料理番
料理人を目指し、
天皇の料理番まで上り詰めた佐藤健演じる秋山篤蔵の包丁さばきが見物。
もう一度観たい名シーン
鈴木亮平演じる、
弁護士を目指すも、夢半ばで不治の病に倒れる秋山篤蔵のゲッソリした演技。
鈴木亮平は、
役作りの為、半年間同じ物を食べ続けたという。
記憶があまりないらしい。
27位:(2012年)ATARU
中居正広演じるサヴァン症候群であるATARUが難解事件を解決していく。
24位:(2018年)大恋愛~僕を忘れる君と
24位:(2018年)ブラックペアン
二宮和也演じる天才外科医・渡海征司郎が、
大学病院内の不正や医療ミスなどを暴いていく。
もう一度観たい名シーン
渡海征司郎の手術シーンの手元が見事。
23位:(2007年)華麗なる一族
最高視聴率30.4%超え。
万俵財閥内での親子の確執を描いたドラマ。
父親役の万俵大介を北大路欣也、
息子役の万俵鉄平を木村拓哉が演じる。
もう一度観たい名シーン
息子は、高炉建設に命を懸けていたが、
父は銀行の存続をかけ、
息子の製鉄所を切り捨てる決断をした。
息子は最終的に猟銃で自殺した。
父が、亡くなった息子の遺書(血は繋がってなくても、私の父親は万俵鉄平。一度でも微笑みかけてほしかった)を手に、
涙しながら、棺におさまった息子と対面するシーン。
22位:(2010年)新参者
東野圭吾の人気小説をドラマ化。
阿部寛演じる、日本橋署に赴任してきたばかりの新参者の刑事・加賀恭一郎が、
人形町を歩き回り地道に操作していく。
このドラマの影響で、
人形焼きに並ぶ人が続出した。
21位:(2004年)砂の器
天才ピアニスト・和賀英良を中居正広が熱演した。
和賀英良は、原田芳雄演じる父親が村人30人を焼き殺した殺人鬼であるという、
重い宿命を背負っている。
もう一度観たい名シーン
・父親が村を焼き払っているシーンは、
殺気が伝わってきて見物。
・息子も誤って殺人をしてしまい逮捕された後、
父親と涙ながら対面を果たすシーンは見物。
19位:(2007年)ごめんね青春!
19位:(2007年)パパとムスメの7日間
新垣結衣演じる娘と舘ひろし演じる父親が入れ替わるコメディドラマ。
当時19歳のかわいい新垣結衣さんと、
普段のダンディなイメージからかけ離れた舘ひろしが見られる。
18位:(2003年)GOOD LUCK!!
17位:(1979~2011年)3年B組金八先生
1979~2011年に渡り、
総勢240名の生徒を送り出してきた。
もう一度観たい名シーン
未だ語り継がれる名シーンがある。
不良少年・カトウマサルが連行されるシーン。
16位:(2017年)陸王
役所広司主演。
もう一度観たい名シーン
竹内涼真演じる、ケガを乗り越えた茂木裕人が、
シューズ「陸王」を履いてマラソン選手権へ。
1万人もの観客人エキストラが動員された。
茂木裕人のゴール後のスピーチに涙。
15位:(2016年)99.9-刑事専門弁護士
14位:(2016年)花より団子
学園ラブストーリー。
もう一度観たい名シーン
松本潤演じる道明寺司が、
井上真央演じる牧野つくしをデートに誘う。
「日曜、恵比寿ガーデンプレイスの時計広場、昼1時」
道明寺司が、雨の中、牧野つくしを夜までずっと待っているシーン。
恵比寿ガーデンプレイスは、恋人たちの聖地となった。
12位:(2004年)オレンジデイズ
柴咲コウ演じる病で聴覚を失った萩尾沙絵と、
大学で手話を学ぶ結城櫂の大学ラブストーリー。
もう一度観たい名シーン
海で、
結城櫂が耳が聞こえない柴咲コウに好きだと叫ぶシーン。
12位:(1986年)男女7人夏物語
11位:(1944年)サラリーマン金太郎
10位:(2020年)テセウスの船
とある小学校で起こった無差別殺人事件。
竹内涼真演じる主人公・田村心の父親が冤罪で捕まる。
真犯人は一体誰なのか?
ネタバレを防ぐ為、
出演者たちにも真犯人は知らされてないなかった。
9位:(2021年)TOKYO MER〜走る緊急救命室〜
医療ドラマ。
もう一度観たい名シーン
鈴木亮平演じる医者・喜多見幸太が、
難しい専門用語も、
手術時の手元も、
アシスタント無しでこなすシーン。
鈴木亮平さんは、
喋っているときの手の動きが、
「台詞と合ってないじゃん」
と言われたくなかった、と話す。
専門用語の意味も理解して演技していたという。
8位(2008年)ROOKIES
市原隼人・佐藤隆太主演。
不良学生が、
甲子園出場を目指して青春するドラマ。
7位(2015年)下町ロケット
阿部寛主演ドラマ。
6位(2000年)ビューティフルライフ
常盤貴子演じる難病持ちで車椅子で生活している町田杏子と、
木村拓哉演じるカリスマ美容師・沖島柊二の、
切ない恋を描いたラブストーリー。
最高視聴率41.3%を記録した。
もう一度観たい名シーン
沖島柊二が、亡くなった恋人に、死化粧をほどこし、
「キレイにしてやってんだから笑えよ」
と涙するシーン。
5位(2021年)ドラゴン桜
「馬鹿とブスこそ東大に行け!」という名台詞が生まれたドラマ。
偏差値32の落ちこぼれ高校生を、
阿部寛演じる元暴走族の弁護士・桜木建二が、
東大合格へと導くストーリー。
4位(2016年)逃げは恥だが役に立つ
後に現実でも夫婦となった、
新垣結衣と星野源演じる男女が契約結婚をするストーリー。
このドラマの影響で、
このドラマの主題曲・星野源の『恋』に合わせて踊る”恋ダンス”を踊る人が続出し、
社会現象となった。
[am]
3位(2009年)JIN-仁-
大沢たかお演じる外科医・南方仁が江戸時代にタイムスリップする時代劇医療ドラマ。
助手・橘咲を綾瀬はるかが演じた。
もう一度観たい名シーン
物語のクライマックス。
現代にタイムスリップして戻ってきた南方仁が、
時代を超えて、
橘咲からの手紙を受け取って読むシーン。
大沢たかおからの希望で、
感情をよりリアルに表現するため、
本番まで手紙の内容は知らなかったという。
2位(2013年)半沢直樹
ドラマの影響で、
原作の書籍は250万部のベストセラー。
原作は池井戸潤著者『オレたちバブル入行組』。
「倍返し」は、2013年流行語大賞を受賞。
『倍返しまんじゅう』は、連日長蛇の列ができるほど売れ、
社会的現象を巻き起こした。
1位(2023年)VIVANT
堂々の1位に輝いたのは、
2023年夏ドラマ『VIVANT』。