ダウンタウンの松本人志さんが、
1月8日、所属事務所を通して、芸能活動を休止することを、公表しました。
吉本興業は、
「松本人志の今後の活動に関するお知らせ」と題して、
次の通りメッセージを投稿しました。
松本人志さんは、
活動休止の理由として、
次のように述べていますね。
(週刊文春が昨年12月27日に報じた件で、)
▪取引先、関係者に問い合わせが殺到している。
このまま芸能活動を続けていくと、更に多くの多く関係者、共演者に迷惑が掛かることになる。
▪現在お笑いに全力を出すことができずいる。
仕事に支障をきたす為、裁判に注力したい。
同日にXも投稿しています。
事実無根なので闘いまーす。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) January 8, 2024
それも含めワイドナショー出まーす。
そこで、
▪復帰はいつになるのか?(芸能活動休止期間はいつまで?)
▪水ダウ他レギュラー番組はどうなるのか?(レギュラー番組一覧)
▪芸能活動を休止するけど、ワイドナショーには出演するというのはどういうことなのか?
ということについて、まとめていきたいと思います。
※松本人志さんが週刊文春に報じられた内容も最後におさらいしていきます。
松本人志の芸能界復帰はいつになるのか?(芸能活動休止期間はいつまで?)
推定約1年
裁判が終わるまでに掛かる期間は、
各法律事務所が運営しているサイト情報によると、
1年であることが多いそうです。
内約は、次の通りです。
- 一審の審理:平均で約8か月
- 高裁(二審)の審理:控訴してから約4か月から5か月程度
- 最高裁判決:上告あるいは上告受理申立があったときから約7か月から10か月程度
最高裁まで行くことは少ないということで、
一審と二審あわせて、計約1年ということになります。
これがもし仮に最高裁まで行くとなると、
計2年程かかってしまうことになります。
しかし最高裁へ上告ができるのは、
①憲法の解釈の誤りがあるとき、あるいは②重大な訴訟手続の違反があるとき
西川満総合法律事務所(https://mt-law.jp/blog/2021/10/post-161.html)
だということで、認められるのは稀であるということです。
週刊文春はなぜタレントに訴えられない?
訴えて勝訴しても賠償金額は小さく、
労力やイメージダウンなど、
損失の方が大きくなる為
タレントが勝訴しても、
損害賠償金額は、高々百数十万円です。
裁判費用や、給料を考えても、
金銭目的で闘おうとは到底思えない金額です。
それに対し、
週刊誌が発刊ごとに得られている利益は、
少なくとも1億円以上だということです。
週刊誌側からしてみれば、
例えゴシップネタを書いたことで訴えられて負けたとしても、
それは取るに足らない損害。
ということで、
法律が改定されない以上は、
週刊文春はこの先ゴシップネタを書き続けるのでしょう。
タレントも、週刊文春を訴えようとは中々ならないでしょう。
松本人志さんには、「これまで誹謗中傷されてきたタレントの分まで頑張ってほしい!」というファンの声援も届いています。
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松本人志の水ダウ他レギュラー番組の放送はどうなるのか?
検討中(未定)
松本人志さんは現在、
コンビ・個人でのレギュラー番組が合わせて7本あります。
松本人志さんのレギュラー番組は、次の通りです。
松本人志レギュラー番組一覧
- 「水曜日のダウンタウン」フジテレビ(水曜22・00)
- 「ダウンタウンDX」大阪・読売テレビ制作(木曜22:00)
- 「まつもtoなかい」大阪・ABCテレビ(日曜21:00)
- 「クレイジージャーニー」TBS(月曜22:00)
- 「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」日本テレビ(日曜21:25)
- 「探偵!ナイトスクープ」朝日放送テレビ(金曜22・30)
- 「人志松本の酒のツマミになる話」フジテレビ(金曜21:58)
各テレビ局は、収録済みのものもあわせて今後どうしていくか、
対応を協議していくようです。
対応策としては、次の2点が考えられます。
- 代役を立てる
- 番組自体を休止する
松本人志レギュラー番組①水曜日のダウンタウン
💡「水曜日のダウンタウン」など、
コンビの冠番組においては、
継続する可能性が高いように思われます。
特に「水曜日のダウンタウン」は、
司会者が浜田雅功さんひとりですので、
代役を立てての継続しやすそうです。
1月11日放送回は、普通に放送されていました。
SNSでは、
「松ちゃん休業してしまったら、トナッピーやってほしい」
というファンの声が多数寄せられていました。▼
その後、1月31日放送回では、収録は松本人志さん抜きで行われました。
SNSでは、
「浜田さん、やっぱり元気なかったね」
「なんだかみんないつもより無理しているように見えた」
「松本さんいないから、ゲストいつもより豪華にしてた?」
といった反応がありました。
1月31日出演者:
・浜田雅功
・高橋茂雄(サバンナ)
・東野幸治
・後藤輝基(フットボールアワー)
・藤本美貴
・生見愛瑠
松本人志レギュラー番組②ダウンタウンDX
💡「ダウンタウンDX」は、
コンビで司会やっていますので、
浜田雅功さんの補佐役として、代役を立てて継続するかもしれません。
松本人志レギュラー番組③まつもtoなかい
💡「まつもtoなかい」など、
司会に、松本人志さんと他にもう1人以上立てて進行している番組においても、
その方のこともありますから、
代役を立てて継続する、という可能性が高そうです。
代役を立てないと、
中居正広さんが1人で司会進行を務める『金スマ』との区別化も難しくなりそうです。
1/22追記:中居正広さんは、次回ひとりで続行することが決まったそうです。
そう聞くと、
中居正広さんひとりで番組を回すだけのMC力はあるのだから、誰か代役を立てて、しっくりきてしまうようになることを避けた、とも考えられます。
2/12追記:一転、司会進行は、中居正広さんと同じ旧ジャニーズ事務所所属タレント・二宮和也さんと進行することが決まりました。
1月21日放送回では、中居正広さんが1人で司会進行を務めました。
1月28日放送回以降、中居正広さんと二宮和也さんが司会進行を務めます。
中居正広さんは、1人で司会進行は厳しいとスタッフにいわれたことが憤慨だったと話していました。
事実、1人で回している番組があるのですから難しいことはなかったと思いますが、
松本人志さんの復帰が長引く、
もしくはないことも見通しての決断だったのかもしれません。
番組名も『だれかtoなかい』と改められました。
二宮和也さんは大変人気の高いタレントですから、
松本人志さんが復帰したとして、
二宮和也さんがMCを退くことを嘆くファンが大勢いることは容易に想像がつきます。
しかしさすがに、番組名を『なかいtoにの』と改めることはできなかった、ということでしょうか。
松本人志レギュラー番組④クレイジージャーニー
💡「クレイジージャーニー」は、
司会にバナナマン設楽統さんと小池栄子さんがいますから、
代役を立てて継続する可能性が高そうです。
松本人志レギュラー番組⑤ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!
💡「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」もレギュラー陣が多いですから、
続けようと思えば、続けられるものと思います。
ただ、司会というよりメンバーとしてもガッツリ関わっているので、
他のレギュラーメンバーに掛かるプレッシャーは重そうです。
💡しかしこれから紹介する番組においては、松本仁志さんが芸能活動を休止することによって、
継続することがより困難であると思われます。
✔探偵!ナイトスクープ
✔人志松本の酒のツマミになる話
松本人志さんひとりが司会であることがその理由です。
松本人志レギュラー番組⑥探偵!ナイトスクープ
💡「探偵!ナイトスクープ」においては、
司会(局長)が代々変わってきていることや、
VTRが中心の番組でもあることから、
司会がこのまま次のタレントに引き継がれる可能性がありそうです。
松本人志 2019/11~
西田敏行 2001/1~2019/11
上岡龍太郎 1988/3~2000/4
松本人志レギュラー番組⑦人志松本の酒のツマミになる話
💡「人志松本の酒のツマミになる話」においては、
代役を務められるとしたら、
相方の浜田雅功さんしかいないかもしれません。
「人志松本の酒のツマミになる話」は、元々、
タレントが順番にグダグダ話をする番組でもありますので、松本人志さんの代役として彼らに認められるような存在が代わりに座らないと、場が締まらなくなってしまいそうです。
2/12追記:松本人志さんの代役は、大人気お笑いコンビ『千鳥』の大悟さんが勤めることになりました。
大悟さんは、ポスト松本人志として、名が上がることが度々ありますので、
恐らく世間も納得の人選でしょう。
松本人志さんが活動休止を発表した次の日が収録だったということで、
大悟さんは、急遽収録の前日に代役を引き受けることになったそうです。
番組のタイトル名は、
『酒のツマミになる話』と改められました。
松本人志さんというお笑いの神様のような人の代役を務めることには戸惑いもあったようですが、
松本人志さんの名前を多く出すなど、松本人志愛も感じさせつつ、
収録は終始和やかに進みました。
松本人志レギュラー番組その他(不定期)
- 「IPPONグランプリ」(フジテレビ)
- 「FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜」(フジテレビ)
- 「M-1グランプリ」(朝日放送テレビ)
- 「キングオブコントの会」(TBS)
- 「審査員長・松本人志」(TBS)
- 「THE SECOND~漫才トーナメント」(フジテレビ)
- 「人志松本のすべらない話」(フジテレビ)
- 「まっちゃんねる」(フジテレビ)
これらの番組に関しては、
放送されなくて良いものに関しては、
放送なし、ということになりそうです。
しかし、「M-1グランプリ」や「THE SECOND~漫才トーナメント」など、
年に1回開催される賞レース番組については、
代役を立てる他ない、ということになります。
代役に注目が集まっています。
(候補としては、ノンスタイル石田さんや、岩崎う大さんなどの名が上がっています。)
2/12追記;「IPPONグランプリ」が2/3(土) 放送されました。
松本人志さんの代役は、過去最多の優勝記録を保持するバカリズムさんが選出されました。
好評当初から「納得の人選だ」と世間に受け入れられていましたが、
放送後も、「違和感ない」「コメントが的を得ている」と高評価でした。
コメントの仕方が、
なんとなく松本人志さんの影響を受けているようで、
松本人志さんに対するリスペクトも感じられました。
こうなってくると、テレビ業界も、
松本人志さんの復帰は当分ないことを覚悟していると見受けられますね。
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松本人志が芸能活動を休止もワイドナショーには出演するのはなぜ?
芸能活動休止だけど、
ワイドナショー出演するって、
結局どっちなの?
松本人志さんは、Xで、
「それ(事実無根なので闘う)も含めてワイドナショー出ます」とXで告知しています。
このことから、
お笑いの仕事としてではなく、
裁判に注力する為に必要な仕事として出演する
のではないかと考えられます。
次回のワイドナショーは、
1月14日(日) 10:00~11:15放送です。
性加害報道について説明があるものと思われます。
〈2024/1/10追記〉
松本人志さんは、1月9日にXを更新し、
ワイドナショーに出演するのは最後の挨拶・顔見せ程度であることを報告しました。
ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが💦)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) January 9, 2024
松本人志さんがワイドナショーに出演することに対しては、
「味方のいる番組で都合の良い質問をしてもらうのか」
「本当にやましいことないなら、会見開くべき」
といった批判も相次いでいました。
それなので、
誤解がこれ以上膨らまないように、
発信したのかもしれません。
2024/1/13追記
松本人志さんは一転、
ワイドナショーへ出演しない方針を固めました。
ワイドナショーへの出演を予定するにあたり、
批判が相次いだことなども要因であると思われます。
世間の人の反応ですが、
「懸命だったと思う、変に騒がれるだけ」
といった内容が見られました。
松本人志が週刊文春に報じられた内容をおさらい
- 週刊文春は、
松本人志さんが「スピードワゴン」の小沢一敬さんに女性を集めさせ、
六本木の超高級ホテルのスイートルームで飲み会を開催したと報じました。 - この飲み会では、「ゲーム」と称し、
「俺の子ども産めや!」などと、参加女性に性行為を迫っていたとされています。 - この事実は、飲み会に参加した複数の女性が認めています。
- これに対して、松本人志さんが所属する吉本興業は吉本興業は、
記事が客観的事実に反するとして抗議のコメントを発表しました。
「当該事実は一切無い。タレントの社会的評価を著しく低下させ、名誉を毀損するものだ」とし、法的措置も検討するとしています。
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まとめ
松本人志【復帰いつ?水ダウ他レギュラー番組どうなる】芸能界活動休止期間いつまで
松本人志さんが、2024年1月8日、
昨年12月27日に週刊文春が報じた内容によって、
芸能活動の継続が厳しくなり、芸能活動を休止することを事務所を通して公表しました。
松本人志さんの復帰は、約1年後になるのではないかと思われます。
一審で松本人志さんが勝訴し、週刊文春が控訴しなければ、
8か月程度で復帰できるかもしれません。
松本人志さんは、レギュラー番組を7本持っており、
各テレビ局は対応に追われています。
現在予定は未定、
今後どうするか、協議していくということです。
松本人志さんのファンは、
松本人志さんの芸能界活動を嘆くと共に、「頑張って下さい!」とエールを送っています。
1日も早く勝訴して、テレビに戻ってきてもらいたいですね。