お笑いコンビ『ななまがり』のボケ、森下直人が、二重人格や、強迫観性障害、総合失調症といった病気なのではないか?といわれています。
ななまがり森下さん、変わり者というかシンプルに強迫性障害かと。
— ホームヘルパーハル (@Halu21361273) July 21, 2020
なんでも、ななまがり森下直人の中には、”リトル森下“なる者がいて、ななまがり森下に支持を出してくるのだとか。
ネタかと思うような話ですが、これは、嘘のような本当の話のようです。
リトル森下とは、一体何者なのでしょうか。
そして、ななまがり森下は、病気なのでしょうか?
\この記事にまとめてあること/
- ななまがり森下が病気だといわれるわけは?※エピソードあり
- リトル森下とは?
- ななまがり森下は病気?(強迫性障害・総合失調症・二重人格)
ななまがり森下は病気?(強迫性障害・総合失調症・二重人格?)
結論からいうと、ななまがり森下は、自身の症状について、病院で診断を受けてはいないようなので、ハッキリと断定することはできません。
しかし、リサーチした結果、強迫性障害である可能性は、高いように思えました。
強迫性障害・総合失調症とは
強迫性障害とは
強迫性障害とは、強い不安や恐怖、こだわりがあることで、“やりすぎ”ともいえる考えや行動を止めることができず、日常生活に支障が出てしまう病気のことです。“強迫症”とも呼ばれます。
メディカルノート(https://medicalnote.jp/)
総合失調症とは(強迫性障害との違いとは)
●強迫性障害とは、
その”やりすぎ”ともいえる考えや行動が、自分自身によって引き起こされていると自覚している場合。
●一方、統合失調症による妄想では、
その”やりすぎ”ともいえる考えが外から入ってきて、行動を操作されている、といった感覚が強くなります。
つまり、双方の見分け方は、
・自分のやりすぎな考えや行動を制御することができない、と考えるのか、
・自分が何者かに操られている、と考えるかにあるようですね。
しかし強迫性障害の強迫観念が妄想的になってくると、
統合失調症による妄想との見分けをつけることが難しくなってくるということです。
※https://cocoromi-mental.jp/参照
ななまがり森下が強迫性障害だと思われるわけ
ななまがり森下は、
自身の中に、ああしろ、こうしろ、と自分に指示を出してくる「リトル森下」なる者がいることを告白しています。
ななまがり森下は、リトル森下に指示されると(その指示は従いたくない内容。例えば、自販機でコーラを飲みたいのに「ホットコーヒーを押せ」など)、それに従います。
従う理由は、
「ゴミ箱シュートして入らなかったら◯◯」といった自分に枷をかけるような願掛けと似ていて、
それができないと、気分が悪くなってしまうからだといいます。
これは分かりやすい説明という気がします。
しかしどうしても従いたくない、イヤだと思うときは、拒否することもできるそうです。
あくまでも主導権は、ななまがり森下にあるということです。
ななまがり森下には、リトル森下の声が聞こえるのだということで…
自分の中に、もうひとりの自分を作り出しているという点では、
総合失調症・二重人格の特徴を捉えているように思えます。
がしかし、
ななまがり森下の話からは、
・自分を外から操作されているという感覚がないであろうことや、
・リトル森下が表に出てくることはないことから、
強迫性障害である可能性が最も高いように思われます。
ななまがり森下の中にいる「リトル森下」とは
まずは、いつから、ななまがりの中に、リトル森下が居座るようになったのか。
ななまがり宮下とリトル森下の出会いは、
ななまがり森下が、中学3年生のときだったといいます。
好きな子ができた中学3年生のななまがり森下は、
そのことを認める照れくささといった抵抗から、
「好き、好きではない」と、心の中で繰り返していました。
すると、
「好きなんだろ?」
というリトル森下の声が聞こえてきたといいます。
リトル森下の声は初め、
ななまがり森下自身の中からではなくて、外から聞こえてきたそうです。
指示の出し方も、
初めは「階段を2段降りて窓をちょんちょんしなかったらあのこにきらわれるぞ」といった感じだったそうです。
リトル森下の声は、
ななまがり森下の声と似ていて、
年齢は、
ななまがり森下より大人びている印象だということです。
ななまがり森下は、
さぞかし、自分の意思と反するような指令を出してくるリトル森下のことを、いやがっているのかと思いきや、
そうでもないようです。
それはなぜかというと、さびしいからだそうです。
ななまがり森下にとって、人生の半分以上を共にしてきたリトル森下は、
もはや相棒のような存在になっているようです。
リトル森下のかわいいところ
- リトル森下は、
ななまがり森下のいやがる指令を出しこそすれ、
他人に迷惑が掛かる暴力系の指令は出さない。 - リトル森下の出す指令の内容は、
どれもくだらないものばかり。 - 収録中に、
「このタイミングで今出るな滑るから」といった忠告的なアドバイスを出してきたこともある。
(忠告を無視して前に出たところ、本当に滑った) - リトル森下のことを外で話した翌日には、
はしゃいでいるのか、
いつもより多く出てくる。 - 普段会話はないものの、
指令をもう少し軽いものにしてほしいときなど交渉した際には、
「いいよ」などと答える。
リトル森下にはこういった可愛げのあるところがあるので、
ななまがり森下は彼のことを完全に嫌いになれないのかもしれませんね。
ななまがり森下には、
自身と同じような症状を持っている知り合いがいるようです。
その知り合いの話によると、
知り合いの場合、その声はだんだんうすまっているのだといいます。
今では、
1日100回くらい指令を出してくるというリトル森下。
ですがリトル森下も、
月日と共に、
だんだんと声を発さないようになるのかもしれません。
ただ、強迫性障害は、強い不安やストレスから生じることがあるというので、
声が聞こえなくなるということは、
ポジティブな変化なのかもしれませんね。
強迫性障害?リトル森下の指令例
ななまがり森下が明かした、リトル森下が出してきた指令を、箇条書きにまとめてみました。
- (仕事中に座席に座っていて)
「2秒だけお尻上げろ」 - (コーラが飲みたいと自販機の前に立ったら)
「ホットコーヒーを押せ」 - (渋谷駅の階段を上がっていて)
「2段上がったら3段降りる」- ➡️不審に思ったお笑いコンビダイタクに声を掛けられ「見られてしまったねぇ」と答えた。
- (コントやってるときに)
「(本来であれば初瀬が座る椅子に)座れ」- ➡️立ち位置が変わってしまい、混乱しネタに支障をきたすことになるので、さすがに従わなかった。
リトル森下に、「おれが食べていけなくなったら、おまえも一緒に野垂れ死にするんだぞ!」とぶちギレた。
依頼、こういったときに出てこなくなった。
- ➡️立ち位置が変わってしまい、混乱しネタに支障をきたすことになるので、さすがに従わなかった。
- (数字を3回合わせてロックを解除するタイプの、家のポストの数字を合わせているとき)
「(3回目で)違う数字に合わせろ」 - (喫煙室で2本目を吸おうとしたとき)
「1回表に出ろ」- ➡️片足だけちょんと出した。
- (電車に乗っていて)
「目的地より一つ先の駅で降りろ」 - (先輩の永野さんに誘ってもらって、一緒に飯屋で餃子定食を食べているとき)
「(自分の分の餃子があるのに)永野さんの餃子取れ」- ➡箸をぷるぷるふるわせながら、「すみません」と言って永野さんの餃子を取った。
永野さんは「好きなんだな」と受け入れてくれたから、以来食事には誘われていない。
- ➡箸をぷるぷるふるわせながら、「すみません」と言って永野さんの餃子を取った。
- (初瀬との待ち合わせに向かっている途中で)
「(右行くところで)左に行け」
「1回信号見送れ」
「(エレベーターで、上に行くのに)1回下行け」- ➡ななまがり初瀬は、森下が普段から遅刻が多い為、その日もただ寝過ごしたのだと思って注意した。
すると森下は、「俺だってしんどいんだよ!」と逆ギレ。
初瀬は全てを悟り、それ以上何も言えなくなった。
- ➡ななまがり初瀬は、森下が普段から遅刻が多い為、その日もただ寝過ごしたのだと思って注意した。
- (洗濯ものを回し終わったところで)
「洗濯機をもう一度回せ」 - (ひとりで夜の営みをしている途中で)
「1回表出ろ」・「3回表出ろ」- ➡リトル森下は奇数が好き。
ななまがり森下は、片足だけちょんと外に出た。
その際また指示が繰り返されないように、17回くらい余分にちょんと外に出た。
- ➡リトル森下は奇数が好き。
- (舞台中に)
「先輩の肩をちょんとしろ」- ➡「舞台中だ、ひっこめ!」と拒否した。
これだけ見ると、
ななまがり森下のことを、挙動不審なヤバい奴・変人だと思ってしまいそうですよね、
リトル森下が出す指令は、
どれも下らない内容です。
ですが、受けるダメージを考えると、中々のものです。
指令内容は地味ですが、
地味にストレスが掛かりますよね。
しかもこれが1日100回あるとなると、
相当なストレスかと思います。
それでもななまがり森下は、
リトル森下が自分の中からいなくなるのは寂しいといいます。
それだけ慣れてしまっているということですよね。
人間は変化を嫌う生き物だといいますから。
そして更に驚くことには、
リトル森下の出す指令の中には、
”今後一生そうしろ”
というシリーズもあるとのことです。
例えば以下がそうです。
- 「週刊誌『ジャンプ 』のワンピースを、一生1番最初に読むな」
- 「テレビの音量を、一生自分の年齢に合わせろ」
ななまがり森下は、
2024年で38歳を迎えるということで、
今はテレビの音量も丁度良いようですが…。
今後も、
年齢を重ねるにつれ耳が遠くなるのであれば、
丁度良いかもしれません。
そうならないならば、
リトル森下に、譲歩を持ち掛けるのでしょう。
リトル森下はネタではないの?
ななまがり森下のリトル森下の話は、
一見するとウソのようです。
しかし、
ななまがり森下の知り合いである、
作家をやりながら医療の仕事をしているその人がいうには、
ななまがり森下のような人はたくさんいるのだそうです。
そしてななまがり森下はその人に、
「(彼らの)希望の星」だといわれたそうです。
生きづらいような症状を抱えながらも、
それと共存して、
テレビで楽しそうに活躍している姿は、
同じ症状で悩む仲間に勇気を与えているのでしょうね。
ななまがりは、2014年より、東京に進出しました。
大阪では、
ななまがり森下の中にリトル森下がいるというのは、
わりと周知の事実だったということです。
ななまがり初瀬は、
ななまがり森下からリトル森下のことを打ち明けられたとき、
ななまがりのそれまでの挙動が不審だったことについて腑に落ちたので、
信じることができたということです。
ななまがり森下の変な行動が関東でも広まったのは、
ダイタクが、
ななまがり森下が渋谷駅の階段を上ったり下りたりしているのを目撃して、
それをラジオか何かで喋ったのが最初だということです。
ななまがり森下は、
家でご飯を食べることができないというやばい話もあります。
リトル森下とは、全く無関係であるということです。
まとめ
【ななまがり森下】強迫性障害で二重人格は本当?総合失調症で病気?
ななまがり森下が、
病気なのかどうか、本人が公言しているわけではないので、ハッキリしたことは分かりません。
しかしななまがり森下の、
「自分の中にリトル森下がいる」といったエピソードからは、
強迫性障害である可能性が高いようにうかがえます。
ななまがり森下はそのことが原因で、
所定の時刻に遅刻してしまうなど、
日常生活に支障が出ているようです。
それでもななまがり森下は、
リトル森下が自分の中から消えていなくなってしまうことはさみしいと話していたり、
その症状と上手に付き合っているようです。
そんななながまり森下の様子は、
同じ境遇にいる人たちの希望の星となっているようです。
ななまがりが、『THE SECOND~漫才トーナメント~』に出場します。▼