2024年4月公開の映画『あまろっく』。
『あまろっく』の原作・元ネタは?
『あまろっく』の結末までネタバレあらすじは?
まとめました。
確認してきましょう。
映画『あまろっく』に原作・元ネタははある?
映画『あまろっく』に、
原作・元ネタはありません。
監督・原案・企画が、中村和宏監督となっており、
中村和宏監督による完全オリジナルストーリーとなっています。
なんと中村和宏監督が6年前から温めていた、
思い入れのある脚本であるようです。
中村和宏監督の原案をもとに、
脚本家の西井史子と、
共同で執筆したということです。。
中条:6年前に書いた脚本をずっと温めていたそうで、監督から直々に出演依頼がありました。最初に脚本を読んだとき、キャラクター1人ひとりに寄り添った、とても愛情深い物語だと思いました。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/26235626/
監督のオリジナルストーリーで、監督の原案をもとに西井史子さんと執筆した作品で、それぞれのキャラクターに愛がたっぷり詰まった脚本です。
中村和宏監督と脚本家の西井史子ふたりは、
「吉本新喜劇映画 女子高生探偵あいちゃん」(2017年)でも一緒に手を組んでいます。
中村和宏監督は、尼崎市出身。
タイトルにもなった「尼ロック」とは、
兵庫県尼崎市にある尼崎閘門(あまがさきこうもん)のことです。
閘門は英語でロックゲートということから、
「尼ロック」と呼ばれています。
尼ロックは、
尼崎市を日々水害から守っています。
が、その存在は、
尼崎市民にもあまり知られてないということです。
何もアピールはしないけれど、市民を見守っている。
その不器用さを、
父親(笑福亭鶴瓶演じる近松竜太郎)に重ね合わせて描かれたのが、
『あまろっく』だということですね。
映画『あまろっく』結末までネタバレあらすじ
※重大なネタバレを含みます。
一言で映画『あまろっく』のあらすじをいうと、
他人が、家族になるまでを描いた物語だといえそうです。
主な登場人物は、
●東京の大手会社にリストラされ、実家に出戻っている、現在ニートの近松優子。(39歳)
●優子の父親で、能天気な性格の竜太郎。(65歳)
●竜太郎の再婚相手で、家族団らんに強い憧れを抱いているお節介やきの早希。(20歳)
優子は、
町工場を経営しているものの、
遊んでばかりに見える父親のことを見下していました。
また、
自分より年下で美人な義母を、受け入れることができません。
3人は衝突しながらも、
やがてひとつの家族になっていきます。
笑いあり涙ありの、
あまり難しいことは考えずに、楽しめる映画だといえそうです。
観た後には、心が温かくなる、そんな映画です。
重大なネタバレとしては、竜太郎が亡くなってしまうこと。
しかしこの悲しい出来事がきっかけとなって、
優子は自身の人生を振り返ることになり、
また、本当の家族の姿について、気がつくことになります。
父親を亡くしてしまうこと、
それは、唯一残念な結末です。
亡くしてしまえば、確かに観客の涙は誘うでしょうが…
全部ハッピーエンド、というわけにはいかず、
観客がいちばん望んだラストとは、言い難いですよね。
ホームドラマなのであれば、誰もしなせない映画が観たいなぁ、と思います。
テーマとしては、
菅野美穂主演のドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』に似ているかな?と思いました。
初めは敵意を抱いていた赤の他人が、
愛しい家族になるという点で、
似通っています。
【あまろっく】まとめ
【あまろっく】原作・元ネタは?結末までネタバレあらすじも
原作・元ネタはありません。
監督・原案・企画:中村和宏のオリジナルストーリー。
脚本家:西井史子と一緒に執筆しました。
『あまろっく』のネタバレは、
事前の宣伝が多い為、ほとんど出回っている感じですが、
- 優子の父親・竜太郎が亡くなる
これが、重要なネタバレであるといえそうです。
早紀はその後赤ちゃんを身ごもり、
(優子にとっては弟)
竜太郎を失ってからも、
ふたりの家族の絆は続きます。