ジャムおじさんの過去・少年時代【内容ネタバレ】年齢や名前の由来・正体は妖精？

国民的アニメ『アンパンマン』が、
2023/10/3に35周年を迎えます。

もっと昔からやっていそうですが、
アニメ『アンパンマン』は、
35歳だったのですね。

『アンパンマン』は、
35周年を記念して、
10/4（金）に、
『ジャムおじさんとアンパンマン』を放送。

• ジャムおじさんがパンを作るようになったエピソード
• ジャムおじさんの少年時代

が描かれるとのことです。

そこで本ページでは、
ジャムおじさんについて、
気になる点についてまとめました。

10/6放送・ジャムおじさんの過去・少年時代【内容ネタバレ】

「ジャムおじさんはなんでパンを作るようになったの？」

パン工場で、
みんなで食卓を囲って団らんしているとき、
メロンパンナちゃんはジャムおじさんにたずねました。

「あれは、私がクリームパンナちゃんくらいのとき…」

ジャムおじさんは、語り始めました。

ジャム少年は遠くの町まで出かけたけれど、
お弁当を忘れてしまった。

だが、山の上を歩いても歩いても、
なかなか着かない。

お腹はぺこぺこ、
灯りもつかない。

遠くに見えるあの温かい街灯りの下では、
みんな温かいご飯を食べているのだろうなぁ。

そう思うと余計にひもじくなってきた。

ぎゅっとにぎったげんこつで涙をふいたとき、
流れ星が降り注いだ。

流れ星がひとつ、
ジャム少年の目の前に降ってきた。

ジャム少年の両掌の中で、
それはひとつのアンパンに変わった。

そのとき食べたアンパン程、
心に染みて、
喉に染みて、
お腹に染みたものはない。

私も、食べたひとが喜ぶようなパンが作りたい。

私も、私のように、
お腹を空かせてひもしい思いをしている人にパンを食べてもらいたい。

それが、
ジャムおじさんが、
パンを作り始めるようになったキッカケでした。

ジャムおじさんのいちばんの幸せは、
自分のようなひもじい思いをした人が、
美味しいパンを食べて、
お腹いっぱいになってもらって、
喜んでもらうことなのです。

ジャムおじさんと原作者やなせたかし

ジャムおじさんがパンを作るようになったきっかけは、
アンパンマン原作者であるやなせたかしさんが、
アンパンマンを生み出した理由と重なっています。

50代で「アンパンマン」が大ヒットする以前のやなせは売れない作家であり、空腹を抱
えながら「食べ物が向こうからやって来たらいいのに」と思っていたという。こういった
事情が「困っている人に食べ物を届けるヒーロー」という発想につながった。

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やなせたかしさんには従軍経験があり、

「人生で一番つらいことは食べられないこと」

という考えを持っていました。

立場が変われば、
悪は正義となり、
正義もまた悪となる。

しかし飢えている人に食べ物を差し出す行為は、
誰にも等しく、
正義である、
というのです。

奥深いですね。

しかもなぜそれがアンパンマンなのかというと、
アンパンは日持ちするというところまで考えられて作られたといいます。

ジャムおじさんは、
やなせたかしさんなのかもしれないですね。

ジャムおじさんの過去

ジャムおじさんについて、
10/5以前にも分かっていることをまとめました。

ジャムおじさんはアンパンマンのお父さん

あらすじ

ジャムおじさんはパン工場で、

「世界中のどこにもない、
心を持ったパンになるといいねぇ～♪」

「ひもじい思いをしている人がいたら、
飛んで行って助けてあげるような、
やさしい心を持ったパンさ」

と言いながら、パン生地をこねこねしています。

ジャムおじさんとバタコさんは、
手作りアンパンを乗せたワゴンを引いて、
お腹を空かせている人に、
アンパンを届けてあげるという日々を過ごしていました。

しかしそれが天気の悪い日が続き、
ジャムおじさんとバタコさんは、
小麦粉を外に取りに行きたくても、
家の外に出ることができないでいました。

「お腹を空かせている人がいないといいんだけど…」

ジャムおじさんは、
しかし考えていても仕方がないと、
あとアンパンがひとつを作れるくらいの分量しか残っていない小麦粉を練って、
アンパンマンの種を作ると、

「たったひとつのパンでも、
きっと誰かが喜んでくれるよ」

と、それをカマドに入れました。

やがて嵐はやみ、
流れ星のシャワーが、
ジャムおじさんのおうちの煙突の中から、
カマドへと降り注ぎます。

「わたしのアンパンが…！」

ジャムおじさんは慌てます。

しかし、カマドが開いて出てきたのは、
アンパンの赤ちゃん。

アンパンマン

アンパンの赤ちゃんは、
きょとんとした顔で、
ふたりを見つめています。

アンパンマンが空を飛べるのは、
流れ星のパワーだったのでしょうか。

「とうとうできたんだバタコ。
この子は星の命をもらって生まれたんだよ」

ジャムおじさんとバタコは喜びます。

バタコが、

「名前は？」

とジャムおじさんに聞くと、
アンパンの赤ちゃんが、

「ぼくアンパンマンでちゅ」

と流ちょうに喋ります。

ジャムおじさんとバタコさんは、

「えっ？

アンパンマン！！」

と笑顔で受け入れ、
大喜び。

アンパンマン

かわいすぎますね。

ジャムおじさんとアンマパンマンの顔が似ている理由が分かりました。

バタコさんも、
アンパンマンにとって、
お母さんや、お姉さんのような存在だったんですね。

アンパンマンの生まれた日、
しかしそれは、バイキンマンの生まれた日でもありました。

アンパンマン

アンパンマン

子供の頃のアンパンマンも、
とってもかわいいですね。

ジャムおじさんと流れ星には、
深い関係があるようです。

ジャムおじさんはパンだけでなくメカも作る

ジャムおじさんが作ったメカ

ジャムおじさんは、
発明家で研究科です。

アンパンマン公式サイトには、
次のように記載があります。

ジャムおじさんは発明家で研究家なので、いろいろなことができます。

アンパンマン公式サイト（https://www.anpanman.jp/about/qanda/）

チーズバケット号を作ったのは、ジャムおじさんです。そう、つまりチーズバケット号もパンでできています。レアチーズちゃんといっしょに空を飛びたい、というチーズの願いをかなえてあげるために作られたんです。パンなので、もちろんおなかがすいたら食べることができるんですよ。

アンパンマン公式サイト（https://www.anpanman.jp/about/qanda/）

ジャムおじさんが作ったもの＝パンで作られているもの

ことは常識であるといわんばかりの書き方です。

つまり、アンパンマン号も、
お腹がすいたら食べられる、ということなのではないか、
とアンパンマンファンは解釈しています。

ジャムおじさんはバイクに乗る

ジャムおじさんはバイクに乗ります。

その姿は、なかなかワイルドです。

ジャムおじさんも、やさしいパン工場長から、ワイルドなバイク乗りモードに、スイッチが切り替わっているようです。

アンパンマン号といい、ジャムおじさんは、メカ好きなのかもしれないですね。

ジャムおじさんの年齢は？

年齢不詳

公式からの発表はないようです。

ただ、

• 「おじいさん」ではなく「おじさん」と呼ばれていること
• シルバーヘアであること
  （※頭頂部は禿げ上がっている）
• 声

から、
40～65歳くらいなのではないかと推測されます。

早い人では、40歳くらいから総白髪になるそうです。

そもそもジャムおじさんは妖精なので、
歳は取らないという説もありましたが、
今回ジャムおじさんの少年時代が放送されることによって、
その説は否定されることとなりました。

アンパンマンの年齢から推し量ることができそうですが、
アンパンマンの年齢も不詳です。

公式からの発表はないですが、
アンパンマンも妖精っぽいですよね。

ジャムおじさんの声優はマスオさん

ジャムおじさんの声優

• 一代目…故増岡弘（1988～2019・51～82歳くらい）　
• 二代目…山寺宏一（2019年～・当時58歳くらい）

ジャムおじさんの声優が変更になった経緯

増岡弘さん（ジャムおじさん一代目声優）が、
亡くなる１年前、
高齢を理由に、
自ら役を降りることを志願しました。

増岡弘さんは、
『サザエさん』のマスオさん役でもあり、
約40年に渡って演じてきましたが、
これも同時に引退しています。

死因は大腸がんだったということで、
死期を悟っての決断だったものと思われます。

ジャムおじさんの名前の由来は？

パンを美味しくする「ジャム」に由来する。

アンパンマンをいつでも見守っている存在であるということ。

（※ネット情報による）

バタコさんも同じく、
パンを美味しくする「バター」からきているとのこと。

ふたりとも、
影の立役者ということなんですね。

バタコさんは、
アンパンマンのマントが破れると、
なおしてくれます。

ジャムおじさんの正体は妖精？バタコさんやチーズは？

ジャムおじさんとバタコさんの正体は妖精。

チーズは犬。

（※公式サイトによる）

ジャムおじさんとバタコさんは、
見た目は人間に見えますが、
妖精です。

アンパンマンワールドに、
人間はいないのです。

アンパンマンとチーズの出会いは、
冒頭に貼り付けた動画内にありますが、
チーズが森で一匹泣いているところを、
アンパンマンが見つけて、顔を分けてあげたシーンです。

それからパン工場の仲間になって、
一緒に暮らしているのでしょう。

しかしジャムおじさんたちが妖精だったとは、
彼がパンで作ったチーズバケット号が空を飛ぶのも納得ですね。

ジャムおじさんとバタコさんの関係は？

無関係
（※公式サイトによる）

無関係、
というとさびしいようですが、
親子や親せきには当たらない、
という意味です。

とはいっても、
一緒に暮らしているので、
非常に家族に近しい関係だということです。

バタコさんの想い人はおむすびまん

ジャムおじさんとバタコさんは、
実家族でもないのに一緒に暮らしていて、
家族に近い存在ということは恋仲なのか、
と思う意見も出てきそうですが、
違います。

バタコさんの想い人は、
おむすびまんだからです。

【キャラクター】バタコさん
ジャムおじさんの助手の女性。アンパンマンの顔投げに定評がある。一時期おむすびまんと両想いっぽかったが、今はそうでもなさそう。たぬきおにからは一方的に好かれている。 pic.twitter.com/lCLP7LOj27

— アンパンマン日替わり紹介bot (@higawari_anpan) June 17, 2021

おむすびまんも、
バタコさんに好意を示しているとのこと。

しかし2000年～から、
そういった描写はなくなっているということです。

今ふたりの関係はどうなっているのか、
想像するしかありません。

ふたりの関係を公式サイトが公表しているわけではないので、
アニメを観てきた視聴者が証言者ということになります。

※非公式アンパンマンサイトでは、紹介されていることです。

ドキンちゃんの想い人がしょくぱんまんというのは有名ですが、
これは公式サイトで紹介されています。

『アンパンマン』ジャムおじさん【まとめ】

ジャムおじさんの年齢は不詳。

少年時代にひもじい思いをしたときに、
アンパンを食べて感動したことがキッカケで、
アンパンマンを作ってみんなに配るようになる。

推定40～65歳。

名前の由来は、

パンを美味しくサポートするジャムに由来しており、
いつも見守っているという意味があるといわれている。

見た目は人間だが、
その正体は妖精であることを、
公式が明かしている。

バタコも同じく妖精。

ふたりに血縁関係はないが、
家族のような存在で、一緒に暮らしている。

チーズは名犬。

ひとりぼっちでいるところを、
アンパンマンが連れて帰って、
アンパンマン工場の一員になったものと思われる。