ジジが喋れなくなった理由・原作では最後話せるようになる?[魔女の宅急便のその後]

スタジオジブリ『魔女の宅急便』を観終わって、まず疑問に感じることは何でしょうか。

恐らく、

ジジは最後、結局キキと話せるようになったの?

そもそも、なぜ喋れなくなったの?理由は?

原作ではどうなっているの?

という人が多いのではないでしょうか。

早速確認してみました。

目次

『魔女の宅急便』ジジとキキのその後は?原作では最後話せるようになる?

スタジオジブリ

ジジとキキは原作では話せるようになる。

『魔女の宅急便』には原作があります

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ジジとキキが喋れなくなりかけるストーリーは、
原作の5巻に描かれています

原作『魔女の宅急便』では、
そもそも、
ジジとキキの会話が怪しくなることはあっても、
完全に喋れなくなることはありません。

キキが同時期に空を飛べなくなった理由は

『魔女の宅急便』ジジとキキが話せる理由は?

スタジオジブリ

ジジとキキが喋れなくなった理由を考える前に、
ジジとキキが話せる理由についておさらいします。

ジジとキキが話せる理由は、
ふたりが「猫魔女言葉」(ねこまじょことば)を使うことができるから。

映画では、
ジジとキキが話せる理由について、特に触れられてはいません。

キキは魔女なのだから、ネコとお喋りくらいするだろう

ということで、そこはあまり気にならないという人も多いかもしれませんね。

しかし原作では、
ジジとキキが話せる理由について、具体的に説明されていました。

  • 「猫魔女言葉」は、ジジが使える唯一の魔法
  • ふたりは赤ちゃんのときから一緒で、一緒に大きくなっていく内に、お互いの言葉が判るようになった
  • 故に、「猫魔女言葉」は、ふたりで作ってきた魔法かもしれない
  • ジジの「猫魔女言葉」は、普通の人には、普通の猫の鳴き声に聞こえる

なんだか妙にしっくりくる設定です。

『魔女の宅急便』ジジとキキが喋れなくなった理由は?

映画での見解〉
キキが成長したから
ジジの言葉は、元々キキが想像し、頭の中で作り出しているものだった。

〈②原作での見解〉
ジジが恋したから

①映画での見解「キキが成長したから」

スタジオジブリ

映画を観ただけでは、
キキとジジが喋れなくなった理由や、
最後には話せるようになったのかどうかについては、分かりません。

しかし宮崎駿監督の中には答えがあったようです。

当然といえば当然ですね。

Yahoo!知恵袋に寄せられた情報によると、宮崎駿監督は、
2013年頃に開催された『魔女の宅急便』公開時トークショーの中で、
次のように答えていたといいます。

なぜキキはジジの言葉が分からなくなったのか?

「ジジの声が聞こえなくなった理由は、ジジが変わったからではなく、キキが変わったからである。そもそもジジの声はもともとがキキ自身の声であって、キキの成長に合わせてジジの声が必要なくなってしまったのだ」

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12261051842

更に、
2013年公開のドキュメンタリー映画「夢と狂気の王国」では、
次のように答えていたということです。

「(キキの)魔法は更に深くなったんですよ。何か得るものがあるなら失くすものがあるんだよ。いつまでも猫と話してんじゃねぇ、って」

https://www.wikiwand.com/ja/%E9%AD%94%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AE%85%E6%80%A5%E4%BE%BF_(1989%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

子どもの頃は、
人形やぬいぐるみを自分で動かして、1人2役となって、
ひとりで会話をすることがありますよね。

キキは、ジジでそのようなことをしていた、ということです。

つまり、
キキとジジとの会話は、全てがキキの妄想だったのです。

ちょっと寂しいような気もしますね。

キキは思春期を迎え
トンボに恋心を抱くようになると、
自分でも気づかない間に、ジジと頭の中で会話することをやめていたようです。

しかしキキは、
ジジとのこれまでの会話が、
自分の妄想であったことには気がつきません

なぜ喋れなくなったのか、
理解できないまま
です。

それでも最後、キキがジジに頬ずりしたシーンでは、
理解した、ということかもしれないですが…。

キキがとんぼを助け、取材陣に取り囲まれているところへ、
ジジがやってきて、
キキの肩にジジがキキの肩に上ってくるシーンです。

しかしキキとジジの会話が本当にキキの妄想だったというのならば。

キキのことがなんだか心配になりませんか?

13歳という年齢を考えても、
自分の頭の中で作った会話と、
現実の中での会話の区別がついてなかったなんて。

魔女、という特別な境遇にあったことも関係しているのかもしれないですが。

キキの新たな一面を知ったような気になります。

しかしそれでは矛盾も…

スタジオジブリ

しかし、
キキとジジの会話がキキの妄想であったというには、

ある矛盾が生じます

それは、
ジジがキキのいうことを聞いて、
ジジにそっくりなぬいぐるみのフリをしていたあのシーン
です。

おかしいですよね。

ジジは、
子どもにつかまれても、
大きい犬が近づいてきても、
キキの言いつけを守って、
じっと動かずに人形のフリをして耐えていました。

これもキキの妄想だったとするならば、
私たちが見ていたのは何だったのでしょうか。

キキの妄想?

それともやっぱり現実?

どこからどこまで。

頭がこんがらがりますね。

キキとジジは会話せずとも、
意志疎通はできていた、ということかもしれません。

しおあしそうなると、
キキのとジジとの会話もあながち、妄想ではないような気も…。

それか宮崎駿監督が、

キキとジジの会話は、キキの妄想だった

と話していたというのは、大元のソースが知恵袋ですからね。

記憶違いが起こってしまっている可能性も否めません。

いずれにせよ、

いつまでも猫と話してんじゃねぇ

ということには変わりないのでしょう。

②原作での見解「ジジが恋したから」

ジジは、丘の上の白猫に恋をしました。

ジジは白猫に、
あんたの喋り方、とっても変。変な猫言葉まじってる
と笑われたことを気にします。

ジジはそれで、
どっちつかずじゃない、大人な猫言葉を使えるようになりたい
と考えました。

そうして猫魔女言葉を使わないでいる内に、
猫魔女言葉の話し方をどんどん忘れていってしまったのです。

しかし後日。

ジジはトンボから、
自然が1番。ジジらしくありのまま生きるのが1番だよ
という手紙をもらいます。

このことがキッカケとなり、
ジジはこれまで通りに話すようになったようです。

というわけで、キキとジジが喋れなくなった理由は、
映画の中ではキキの変化
原作ではジジの変化
となっているわけですね。

つい最近にも原作の実写化による改悪が問題視されましたね。

が、
『魔女の宅急便』においては、
原作が改変されることがあらかじめ原作者に伝えられていたということなので、
安心して下さい。

因みに原作者が出した実社化の条件は、
「タイトルとキャラクターは変えない」
ことだったそうです。

魔女の宅急便|ジジが喋れなくなった理由・その後原作では最後話せるようになる?【まとめ】

スタジオジブリ

ジジが喋れなくなった理由は?

映画:キキが成長し、頭の中でジジと会話することをやめたから。

原作:ジジが恋し、その相手に喋り方が変だと笑われたことがきっかけ。

その後、原作では最後話せるようになる?

話せるようになる。

つまり、
映画ではキキとジジは最後まで話せるようにはならなかった、ということです。

しかし原作では、キキとジジのふたりはずっと話せています

ジジの言葉も、キキの妄想ではありませんでした。

原作は原作ですから、
映画でもふたりは最後また話せるようになった、と解釈してみるのも、
それはそれでもうひとつの正解なのでは
ないでしょうか。

キキとジジの会話が妄想であったとは思いたくない!
ですし、
これからもふたりで話していてほしい!
ですよね。

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