【ミッシング|石原さとみ】実話が原作?元ネタは山梨キャンプ場女児失踪事件?

2024年5月17日公開の映画『ミッシング』。

出産を経て、1年9ヶ月ぶり女優に復帰した石原さとみが主演を演じます。

母親になった石原さとみが、初めて母親を演じることでも、注目を集めています。

本記事では、映画『ミッシング』について、次のことをまとめています

石原さとみ主演映画『ミッシング』
  • 原作はある?
  • 実話
  • 元ネタはある?
石原さとみ主演『ミッシング』キャスト
  • 沙織:石原さとみ
  • 沙織の夫・豊:青木崇高
  • 沙織の弟・圭吾:森優作
  • 新人記者・三谷:小野花梨
  • カメラマン・不破:細川岳
  • TV局の記者・砂田:中村倫也
目次

石原さとみ主演映画『ミッシング』に原作はある?

映画『ミッシング』公式サイトによると、
『ミッシング』には原作がなく、
吉田恵輔監督が脚本を手掛けたオリジナルストーリーだということです。

しかしあまりにリアリティがあるので、
まるで実話のようだと感じる人も多いようですね。

それだけに、ストーリーも演技も迫真に迫っていて、
感情移入せずには観られないということでしょう。

涙無しには、最後まで観ることができなそうですね。

先行視聴者

人間が狂っていく姿は演技ではなくドキュメンタリーそのもの!!
※公式サイトより引用

石原さとみ主演映画『ミッシング』は実話?元ネタはある?

繰り返しになりますが、
映画『ミッシング』は吉田恵輔監督のオリジナルストーリーであり、
実話ではありません

しかし、元ネタはどうでしょうか

実は、

映画『ミッシング』は、
「山梨キャンプ場女児失踪事件」を元ネタにしているのではないか

という説があります。

それはなぜかといと、
映画『ミッシング』と「山梨キャンプ場女児失踪事件」には、
女児が失踪してしまい、その家族が誹謗中傷に悩まされる、という大きな共通点があるからです。

「山梨キャンプ場女児失踪事件」とは…

「山梨キャンプ場女児失踪事件」とは、
2019年9月21日、山梨県南都留郡道志村のキャンプ場で、
当時小学1年生だった美咲ちゃんが、失踪してしまい、
その後の2022年に遺体となって見つかった事件
です。

美咲ちゃんはひとりで、
家族らから150m程離れた沢に遊びに行ったまま、失踪してしまいました。

その後家族は、
チラシを配ったりSNSで情報を発信するなどして、
必死に捜索を続けました。

しかしSNS上では、
「母親が犯人ではないのか」という人たちが現れ、
母親は誹謗中傷の標的になってしまいます。

母親は名誉棄損だとして発信者を特定。
裁判を起こしました。

その結果、
例えば、とある発信者には懲役1年6か月、執行猶予4年の判決が言い渡されました。

しかし発信者は不服としていて、
謝罪の言葉はありませんでした。

美咲ちゃんは白骨化して見つかった為、
事件に巻きまれたのか、
事故だったのか、
ハッキリと何があったかは分かっていません。

しかしSNS上では、
美咲ちゃんは滑落したのだという見解が強いようです。

ミッシング』あらすじ

ある日、沙織と豊の娘・美羽が失踪してしまいます。

沙織たちはその後あらゆる手を尽くして捜索しますが、
見つからないまま3か月の時が過ぎます。

そして世間の感心も離れていくことに、
沙織は焦ります。

そんな中、
沙織が美羽の失踪時に推しのライブに足を運んでいたということが、
世間に見つかってしまいました。

すると沙織は、
「育児放棄の母」だとして、
誹謗中傷の的になってしまいました。

壊れていく沙織。

それでも沙織は娘に会いたい一心で、
世の中にすがり続けるのでした。

「山梨キャンプ場女児失踪事件」は当時大変話題となったので、
有名です。

ですので、
『ミッシング』を観て、
頭によぎる人も多かったのでしょうね。

・女児失踪
・母親が誹謗中傷にあう

ということですね。

『ミッシング』は元ネタが「山梨キャンプ場女児失踪事件」であることを匂わせている?

『ミッシング』のストーリーが、
「山梨キャンプ場女児失踪事件」に似たのは偶然なのか、無意識なのか、それとも故意的になのかは、分かりません。

ただしかし、
『ミッシング』が、
元ネタは「山梨キャンプ場女児失踪事件」であることをを匂わせているのでのはないかと、
感じられることがあります。

それは、主人公の娘の名前「美羽」です。

そして「山梨キャンプ場女児失踪事件」の女の子の名前は、美咲ちゃんです。

名前のレパートリーは無限にある中で、
漢字一字違いとは、似ていますよね。

第3者である我々でも感じるところがあるので、
美咲ちゃんの母親も、
何か感じるところはあるのではないでしょうか。

被害者家族が、
自分たち家族のことを元ネタにしたような映画を見つけたときに、
不快に感じられるのか、それとも肯定的に感じられるのか、
第3者には分かりません。

しかし『ミッシング』を通して、
被害者家族に寄り添うとまではいかなくても、
心ない誹謗中傷の言葉を投げ掛けることに抵抗を覚える人が増えるとよいですね。

吉田恵輔監督も、
映画にそのような願いを込めて制作したのではないでしょうか。

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まとめ

【ミッシング|石原さとみ】実話が原作?元ネタは山梨キャンプ場女児失踪事件?

映画『ミッシング』は、
吉田恵輔監督による、完全オリジナルストーリーです。

原作はなく、実話でもありません

しかし、『ミッシング』は、
山梨キャンプ場女児失踪事件」を彷彿とさせます。

意識してか無意識にかは分かりませんが、
「山梨キャンプ場女児失踪事件」が元ネタになっている可能性が考えられます。

母親になった石原さとみさんが、
我が子が失踪してしまった母親役を演じることは、
共感できるだけに、
辛いものがあったでしょう。

石原さとみさんは、
5月1日に行われた大阪プレミアム試写会では、
「撮影は本当に苦しかったが涙が出るくらい幸せな時間でした」
とコメントしていました。

やはり苦しかったようです。
が、
その気持ちが観客にも伝わったので、
観客たちも沙織と一緒になって苦しむことができたのでしょう。

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