【内閣支持率が下がるとどうなる】意味ない？解散目安は？

現在、岸田内閣の支持率が20%台となっており、岸田内閣発足以来、過去最低となっています。

しかし、内閣支持率が下がるとどうなるのか？

支持率は意味がないのか？

解散目安は、支持率何％なのか？

確認してみましょう。

内閣支持率が下がるとどうなる/意味ない？

結論。

内閣支持率が下がったからといって、具体的な何かがあるわけでありません。

ということで、人によっては、
“内閣支持率は意味がない“
と感じるかもしれません。

ではなぜ内閣支持率を調査するのか？

内閣支持率を調査する目的は、次の２つです。

１.国民が、内閣がどのくらい支持されているのかを知る為

２.政府が、内閣がどのくらい支持されているのかを知る為

つまり、内閣支持率は、
あくまで国民や政府が選挙や政治の参考にする値である、ということです。

内閣支持率の調査方法

内閣支持率の調査方法は、主に３つです。

１.面接（対面）調査

２.電話調査

３.郵送調査

現在主流で行われているのが、「２.電話調査」です。

電話調査とは、
ランダムに選ばれた番号にかけて、内閣を支持するかどうか、調査するやり方です。

携帯電話の番号も対象です。

内閣支持率の調査対象はランダムですが、
調査対象は必然的にアンケートに応じる人に絞られます。

その為、内閣支持率自体の信憑性が疑わしい、との世間の声もあります。

内閣支持率が低くて政府にまったく損失はない？

内閣支持率が低い場合、政府が適切な政策を講じる必要があるのはもちろんです。

しかしそれは損失というより、
至極当然のことであるといえるでしょう。

内閣支持率が低いと
以下のような影響が出ることも考えられます

1. 政策実現の難しさ
   • 低い支持率は、政府が提案する政策を実現する際に障害となることがあります。
     国民の支持を得られない政策は、議会での審議や実施において困難を伴うことがあります。
2. 政治的不安定性
   • 低い支持率は政治的な不安定性を引き起こす可能性があります。
     与党内での対立や連立政権の危機が生じることがあります。
3. 次回の選挙への影響
   • 低い支持率は次回の選挙に影響を及ぼす可能性があります。
     与党は選挙での支持を回復しようと努力する一方で、野党は政権交代を目指すことがあります。
4. 政策調整の必要性
   • 低い支持率は政府に対して政策の見直しや調整が求められることを意味します。
     国民の信頼を取り戻すために、政策の改善や対応策の検討が必要です。

政府側の分かりやすい損失としては、3．の『次回の選挙への影響』ではないでしょうか。

内閣支持率の解散目安は？

30％台

日本経済新聞によると、
内閣支持率が30％台に下落するのは、危機水域の目安とされています。

この水準を下回ると、
政府は選挙を考慮したり、政策の再評価を行ったりすることが一般的です。

ただし、これはあくまで一般的ということなのであって、具体的な解散のタイミングは政治的判断により異なるということです。

解散選挙をする意味

解散選挙には、政治的な意味合いや目的があります。

解散選挙をする意味として考えられることをいくつか説明

1. 政策の是非を問う機会
   • 解散選挙は、政府の施策や方針に対して国民の意見を問う機会です。
     選挙を通じて、政治家や政党の方針に対する批判や支持を反映させることができます。
2. 政治的な混乱の解消
   • 政治的な対立や混乱が続いている場合、解散選挙を実施することで、新たな議会を選出し、政治的な安定を図ることができます。
3. 政権交代の可能性
   • 解散選挙は、与党が議席を失い、野党が政権を奪取する可能性を生むことがあります。国民の意志を反映させ、政権の交代を実現する手段となります。
4. 政治改革の促進
   • 解散選挙は、政治改革を促進する機会でもあります。
     新たな議員が選出されることで、政治のあり方や制度の改革を議論し、実現するための一歩となります。

内閣支持率が下がるとどうなる・意味ない？解散目安は？【まとめ】

内閣支持率が下がったら、政府は適切な政策を講じる必要があります。

一般的に30％台が解散の目安であるといわれています。

ですが、絶対に解散しなければならないということではありません。

その為か、内閣支持率には意味がないと考える人もいます。

内閣支持率は、
内閣が国民にどれだけ指示されているか、政府と国民が知って参考にする為に調査しています。