2023年夏ドラマ「最高の教師」と「最高の生徒」。
たまたまタイトルがかぶった…?
と、いうことではありません。
実はこの2作品、同じ学校を舞台にしています。
\それでは、確認していきましょう/
「最高の教師」と「最高の生徒」の違いと繋がり
「最高の教師」と「最高の生徒」どちらから見るか
「最高の教師」と「最高の生徒」出演「山下幸輝」について
「最高の教師」と「最高の生徒」の繋がりと違い
✔同じ「鳳来高校」が舞台。
✔クラスもC組とD組で隣。(最高の生徒がCで最高の教師がD)
✔教師が主役と、生徒が主役。
✔プロデューサーがかぶっている。
最高の教師 | 最高の生徒 | |
---|---|---|
脚本 | ツバキマサタカ | 関えり香 上野詩織 |
チーフ・プロデユーサー | 田中宏史 | |
プロデューサー | 福井雄太 鈴木努 秋元孝之 | 鈴木努 福井雄太 久保真一郎 星野恵(AX-ON) 林洋輔(ウインズモーメント) |
制作プロデユーサー | 下村忠文 |
プロデューサーの福井雄太さんと鈴木努さんが同じです。
ドラマ「最高の教師」と「最高の生徒」は、同じ世界線で繰り広げられるそれぞれの物語です。
プロデューサーが同じが故に実現した姉妹作品であるといえるでしょう。
Tverでは、「同じ学園で展開される物語」だとして紹介されています。
「最高の教師」がメイン
姉妹作品の「最高の教師」と「最高の生徒」ですが、どちらがメインかというならば「最高の教師」がメイン(本編)であるといえます。
なぜならば、「最高の教師」はゴールデン枠なのに対して、最高の生徒は昼30分枠での放送だからです。
▪「最高の教師」7/15(土)放送開始 毎週土曜22:00~23:00放送
▪「最高の生徒」7/15(土)放送開始 毎週土曜14:30~15:00放送
※最高の生徒2話は7/29(土)放送。7/22(土)には放送されていません。
「最高の教師」の舞台である3年D組は生徒全員のプロフィールが公式に用意されているのに対して、
「最高の生徒」の舞台である3年C組は生徒6名のみのプロフィールが公式に用意されています。
力の入り方が違いますね。
互いの作品に共通して出演するキャラクターもいるので、面白いですが、「最高の生徒」は「最高の教師」をフォーカスしているように感じます。
「最高の教師」をより面白くする為の作品なのだろうか、という風にも感じています。
「最高の教師」と「最高の生徒」は両方見ると尚楽しめる
どちらだけしか見なくても、もちろん物語が分からなくなることはないです。
しかし、両方見ることによって、より楽しむことができます。
先述した通り、
互いの作品に共通して出演する人物がいる、
というのは、それだけで見ていて面白いです。
また、
「最高の教師」はシリアスですが、
「最高生徒」は、シリアス要素がありつつも青春!といった作風です。
壁一枚で隔たれただけのD組とC組の落差も面白いです。
同じ世界線に生きているのに、景色の見え方は見る人によってこんなにも違う、そういうことが、リアルに感じられます。
世間から注目度が高いのは「最高の教師」だと思いますが、
「最高の生徒」も、ヒロイン演じる畑芽育さんがものすごく可愛いので、それだけでも一見する価値アリです。
「最高の教師」と「最高の生徒」どちらから見る?時系列は
「最高の教師」と「最高の生徒」はどちらから見るべきなのか?
1話は【最高の教師】からがオススメ
リアルタイムで見る分には考えるまでもないですが、例えば次の日にまとめてみようと思った場合には、「最高の教師」から見ることをオススメします。
そちらの方が、「あ!この人最高の教師にも出てたな」という楽しみ方ができるかなと。
「最高の教師」と「最高の生徒」に出演「山下幸輝」について
山下幸輝さんは、
「最高の教師」3年D組の生徒であり、
「最高の生徒」のヒロインで3年C組の生徒、伴ひかりの想い人である藤原大志役を演じています。
つまり、「最高の生徒」のヒーローです。
山下幸輝さんが最も両作品を行ったり来たりしている人物ともいえますね。
山下幸輝さんは番組放送時21歳、ワイケーエージェントに所属する俳優でダンサーです。
ダンスが得意で、様々なダンス大会で優勝を飾っています。
山下幸輝公式サイト(https://ykagent.jp/talent/detail.html?id=161)
- 高校ストリートダンス選手権 2017 決勝大会 優勝
- HIGH SCHOOL ALLSTYLE CREW BATTLE 2018 準優勝
- HIGH SCHOOL ALLSTYLE CREW BATTLE 2019 準優勝
- 第11回 DANCE STADIUM 新人戦西日本大会 BEST8
- 第11回 スーパーカップ DANCE STADIUM 全国決勝大会出場
- 第10回 DANCE STADIUM バトルトーナメント西日本大会 3位
- 第11回 DANCE STADIUM バトルトーナメント西日本大会 準優勝
- 第8回 全日本高等学校チームダンス選手権大会 関西予選 準優勝
- 第8回 全日本高等学校チームダンス選手権大会 決勝大会 準優勝
- 第7回 全日本高等学校チームダンス選手権大会 関西予選ソロバトル 優勝
- 第8回 全日本高等学校チームダンス選手権大会 関西予選ソロバトル 優勝
- 第8回 全日本高等学校チームダンス選手権大会 決勝大会ソロバトル BEST4
- 2016 POPCORN DANCE CONTEST 優勝
- KIDS FULL SUNDAY 番外編 優勝
- vol.45 SOUL FULL SUNDAY 優勝
- vol.1 PEACE FULL SUNDAY 優勝
- うたコン バックダンサー出演
そして山下幸輝さん演じる藤原大志さんの公式プロフィールがこちら。
高校生ストリートダンス全国大会で準優勝をするほど、ダンスが上手。
最高の生徒 公式サイト
ダンスが得意な生徒の役なので、ある程度ダンスが得意な俳優をキャスティングする必要性はあるわけですが、
山下幸輝さんは、藤原大志の役そのものなのではないかと思ってしまいます。
本人も、公式サイトの中で、
- ダンス部でダンスをしていること
- これと決めたことは素直に一生懸命なところ
が共通しているとコメントしています。
また、Yahoo!ニュースによると、
とあるシーンの藤原大志のセリフは自分とリンクしていると感じたそうで、
プロデューサーからは「山下の為に書いた」と明かされたと言っています。
「最高の生徒」ヒロイン演じる畑芽育さんも、共演者の印象について、「みんな役のまんまな感じ」と回答しています。
「最高の生徒」は、役と演者のギャップを楽しむというより、役が演者そのままに近い自然な演技を楽しむことができるようです。
「最高の教師」と「最高の生徒」のクロスシーン
3年D組
3年C組
主人公・伴ひかりは不治の病。
余命あと1年といわれている。
伴ひかりは不安や痛みを抱えながらも、
残された人生を前向きに楽しんでいる。
自分がいなくなった後の為に、みんな宛にビデオメッセージを少しずつ撮りためている。
「最高の教師」と「最高の生徒」のクロスシーン【1話】(4月)
伴ひかりが、3年D組の教室を覗いている
教卓の前に立つ教師・九条里奈を見て、伴ひかりは考えている。
(特に人気があるわけでもなく、嫌われているわけでもない)
「困っていることあったらわたしが何でもしますので」
九条里奈の言葉に、伴ひかりは胸を打たれていた。
(わたしもやんなきゃ)
伴ひかりは九条里奈から藤原大志に視線を移すと、ビデオカメラを回し始める。
(去年は同じクラスだったけど、別れちゃった。
藤原を少しでも長く見ていたくて、こうやって密かに取ることにした。
藤原ってやっぱりかっこいい)
伴ひかりは、藤原大志のことが好きなのだ。
とある日の放課後、伴ひかりは街でひとりダンス練習をしている藤原大志のところに押しかけ、ダンスを教えてもらう。
栖原竜太郎と鍋島聖衣良が2人でTikTokを初めてバズッている
2人は仲が良く、楽しむ為にTikTokを始めた。
しかし世間からは付き合っていると思われていた。
とある日栖原竜太郎は鍋島聖衣良を屋上に呼び出すと、
「おれらが付き合ってない、てことちゃんと言わない?」
と提案した。
「世界中のひとをだましているような気になって、しんどいんだよね」
「ダメ?」
必死に食い下がる鍋島聖衣良の様子を見て、栖原竜太郎は勘付いたようだった。
「もしかしておれのこと好きなの?」
鍋島聖衣良は答える。
「好き」
すると栖原竜太郎は、
「悪い、この話降りるわ。みんなをダマすのやめよう。今の全部、配信してるんだ」
と言ってスマホを指すと、そのまま視聴者に挨拶を続ける。
鍋島聖衣良が驚いて自分のスマホ画面で確認すると、
動画のコメント欄には、〈放送事故すぎる〉というコメントが。
鍋島聖衣良は泣き悲しむが、これをきっかけに伴ひかりのグループに入り、
これからは他人からの評価を気にするのではなく、毎日の自分の幸せの為に歩むことを決めた。
「最高の教師」と「最高の生徒」のクロスシーン【2話】(5月)
伴ひかりはクラスの仲良しメンバーと共にコスプレをして楽しんだ
伴ひかりから、メンバーとコスプレをしたときの写真が、街でダンス練習中の藤原大志の元にLINEで送られてきた。
〈似合う?〉
藤原大志はクスッと笑うと、”良いね!”スタンプを送り返そうとした。
しかしそこで、自分が去年起こしてしまった暴力騒動を思い出してしまう。
それで慌てたようにスマホをしまうと、停めてあった自転車にまだがってその場を後にした。
「最高の教師」と「最高の生徒」のクロスシーン【3話】(6月)
藤原大志は学校でダンス部の練習を遠巻きに眺めている
生田やよいがそのことに気が付き、練習を抜けて藤原大志に駆け寄ってくる。
生田やよいは、
「最近やってないの?ダンス。
藤原のダンス、またみんな見たがってるよ。
ダンスに罪はないからね」
と言って藤原大志にエールを送った。
藤原大志が去年起こした暴力騒動の真相が明らかになる
去年、藤原大志は、美山志乃が、ダンス部の先輩に遊び相手として騙されて付き合っていることに気が付いた。
それで、美山志乃と先輩が教室でふたりでいちゃついているところに乗り込んで、先輩に殴り掛かった。
美山志乃はその際、藤原大志に、「余計なことしないでよ」と言ってしまう。
美山志乃は先輩が本気でないことは分かっていた。
が、それでも好きだったのだ。
藤原大志はダンス部を退部させられることになり、
以降、美山志乃や伴ひかりたちから距離を置くようになった。
とある放課後。
美山志乃は、街でダンス練習をしている藤原大志に去年のことを謝った。
しかし藤原大志は、「自分の問題だから」と頑なだった。
藤原大志が去年先輩を殴ったのは、
本当は、ダンス大会で自分を任した先輩への嫉妬心からくるものだったのだ。
美山志乃から話を聞いた伴ひかりは藤原大志に
「放課後デートに付き合ってほしい」とお願いをする。
そして、伴ひかりと藤原大志は放課後デートを楽しんだ。
その中で、伴ひかりは、藤原大志が去年の暴力騒動以来抱えた自己嫌悪と闘っていることを知った。
伴ひかりは言う。
「悔しくて暴力なんて最低だね。
だけど幻滅はしない。
だって、あの日からずっとひとりで最低な自分と向き合い続けてきたんでしょ。
自分へのいら立ちをパワーにすればいいじゃん。
藤原なら絶対大丈夫」
藤原大志の心は軽くなったようで、
「やっぱすげぇな」
と口にした。
そしてその日の最後、伴ひかりは、
「藤原」
と声をかけて藤原大志を立ち止まらせると、そばに近づいていって、キスをした。
藤原大志は驚いている。
伴ひかりは何も言わずに振り返って藤原大志に背を向けると、早足で歩き始める。
そして嬉しそうに微笑む。
「おい!今のなんだよ!」
後ろから声が掛けられるが、伴ひかりはお構いなしに振り返らずに歩き続けた。
「最高の教師」と「最高の生徒」のクロスシーン【4話】(7月)
藤原大志はまた伴ひかりら去年の仲良しグループと行動を共にするようになった
伴ひかりが、
「文化祭でダンスしよう!練習するために合宿しよう!」
と言い出したことで、
夏休みはみんなで合宿に行くことになった。
美山志乃も、伴ひかりと同じで、藤原大志に恋心を抱いていた。
合宿所は、伴ひかりの叔母のツテでペンションを借りた。
合宿中、藤原大志は伴ひかりとふたりきりのときを見計らってキスの意味を聞いたのだが、
伴ひかりは、
「特に意味はないけど。まだ誰ともキスしたことなかったし」
とそっけなくぎこちなく返事をした。
合宿最後の夜。藤原大志は伴ひかりがひとりベランダで線香花火をしているのを見つけると、
「何してるの」
と声掛けた。
伴ひかりは、色々考えていたら眠れなくなったのだと言う。
伴ひかりが、
「こんなに楽しい夏はこれが最後かも」
と言うと、藤原大志は、
「来年も、再来年も更新すればいいじゃん。
おれが、みんなと、もっと最高の夏をつくる」
と言う。
伴ひかりは、涙をぬぐうと小さく笑って、
「そっか。たまには良いこと言うね、藤原」
と口にした。
「最高の教師」と「最高の生徒」のクロスシーン【5話】(9月)
まとめ
「最高の教師」と「最高の生徒」の違いと繋がり
「最高の教師」と「最高の生徒」は同じプロデューサーによって手掛けられた作品。
同じ世界線で描かれており、鳳来高校の3年D組とC組。
「最高の教師」と「最高の生徒」どちらから見るか
「最高の教師」からがオススメ。
「最高の生徒」は、「最高の教師」をフォーカスしているようにも感じられる。
「最高の教師」と「最高の生徒」出演「山下幸輝」について
山下幸輝は、「最高の教師」3年D組の生徒であり、「最高の生徒」ヒロインの想い人、藤原大志を演じている。
山下幸輝も藤原大志もダンスが得意で、実際と役とが重なる部分も多い。
「最高の生徒」ヒロイン演じる畑芽育も、「みんな役のまんま」と言ってる。
「最高の教師」と「最高の生徒」のクロスシーンについて
3年D組の藤原大志を中心に繋がっている。