最高の教師【4話】ネタバレ・あらすじを詳しく!感想|美里と栖原のその後

目次

最高の教師【4話】ネタバレ・あらすじを詳しく

第4話 拝啓、居場所を失う貴方へ

「わたしね、わたし今2週目の人生なの。本当なの」

九条里奈は、ついに夫の九条蓮に打ち明けた。

九条蓮は、少し考えて、「…なるほど」と思い付いたように口にした。

「…なるほど?」九条里奈は繰り返す。

九条蓮:「や、ちょっと合点がいったことがあって、…なるほど」

九条里奈は、おかしな話をあっさり信じた夫に動揺を隠せない。「信じたの?」

九条蓮はそんな九条里奈の様子におかしそうに答える。「書斎の奥にある里奈の生徒の表に未来のふせんが貼ってあったから、そこに合点がいったというか」

九条蓮:
「全部聞くって言ったからさ(※3話参照)。
 今、里奈が感じている状況を全部聞かせてもらえないかな」


とあるカフェ。

江波美里は制服姿で一席について、ティーらしきドリンクが乗ったテーブルに両肘を付いて、スマホをいじりながら、考えていた。

(いつからだろう。
 1日の時間の内、家より外で過ごす時間の方が長くなったのは)

江波美里は、コップにあと少し残っていたドリンクを最後まで飲み干すと、席を立った。

スマホをいじりながらカフェから去ろうとする江波美里の姿を、ちょうど店に入ってきた栖原竜太郎が見つけた。

栖原竜太郎も制服姿で、背中にはギターを背負っていた。

栖原竜太郎は、店を出ていく江波美里のことを、黙って目で追っていた。


江波美里:
(特別なことがあったわけじゃない。
 他の人より、少し家に帰る理由が少ないだけだ。
 だからわたしは、少しでも足を止める出来事を探してしまう)

江波美里は立ち止まって満月をスマホに出ると、寂しそうに目を伏せ、俯いた。


九条家では、九条里奈が九条蓮に、
”自分の死の運命を変える為、覚悟を持って生徒と向き合うことにした”
ということを伝え終わったところだった。

「OKわかった」九条蓮は言う。

九条蓮:
「大切な人が真剣に打ち明けてくれた何かを、簡単に否定したくない。
 全面的に信じることはまだできないけど、一緒に考えることはできるよ。
 君の夫は」

九条里奈の顔がほころぶ。

ドラマ『最高の教師』4話より

九条里奈は幸福そうに、「また泣きそう」と言って顔を両手で覆ってまたすぐ離す。

ドラマ『最高の教師』4話より

九条蓮は、「学校辞めたっていいんだよ」と優しく声かけたが、
九条里奈は、「もう知っちゃったから。伝えてこなかった自分と、伝えるべきことがある生徒」と言って、硬い意思があることを伝えた。


2023年7月6日。

3年D組では、鵜久森叶の机の周りに、東風谷葵と阿久津由利が席を並べて座っていた。

東風谷葵:「今週末に3人で買い物行かない?」

鵜久森叶:「行っていいのであれば」

阿久津由利:「いこいこ」

ということで、3人は買い物に行くことになった。

3人ともうれしそうだ。

ドラマ『最高の教師』4話より

そこに星崎透が、「じゃあ、待ち合わせどうする?」と強引に入ってくる。


その様子を、クラスの後ろの席でつまらなそうに見ていたのが、西野美月だ。

鵜久森叶に友達ができたことが気に入らないのだ。

西野美月:「そもそもあんたらがミスるから、こんな調子に乗った風景が成立してんだけど」

江波美里:「ほんと…ごめん」

江波美里は気を遣った様子で謝る。


相楽琉偉は、何の感情もないような顔をして、微動だにせず、席についている。

相楽琉偉は、あれ以来(※3話参照)ずっとそんな様子だった。

西野美月は相楽琉偉を見て言う。「あいつ、なんかしでかすかもなー…。嵐の前の、静けさみた的な?」


そのとき、校内放送がかかり、九条里奈によって江波美里が化学準備室に呼び出された。

西野美月は、高圧的に言う。「チャンスじゃん。あいつを排除するきっかけ、なんか掴んできてよ」

江波美里は、プレッシャーを感じて考え込んだ様子だった。


化学準備室。

「何?急に呼び出して」江波美里はふてぶてしく教室に入ってきた。

九条里奈:
「単刀直入におうかがいします。昨晩、ハマオカシュウゴさんという方から交際を申し込まれましたか」

江波美里:
「なんであんたがそれを…」

九条里奈:
「ではその方とは金輪際、関わりを絶って下さい。
 2023年8月31日、江波さんが持っていたカッターナイフでハマオカさんを刺すことになる日です」

江波美里はショックを受けたように目を潤ませる。

その手に握られたスマホでは、会話を録音していた。

江波美里:「あんた預言者にでもなった!?」

江波美里はおかしくなさそうに笑いだす。「モラハラもここまでくるともはや脅迫じゃん」笑い終えると、九条里奈に目をやる。「…あんた絶対訴えるからね」

九条里奈:
「”わたしには居場所がない。”
 ハマオカさんを刺した直後、あなたは警察署でそう口にすることになります」

九条里奈はそう言いながら、一週目の人生で、警察署の長椅子に腰掛けて涙を流す江波美里の姿を思い起こしていた。

九条里奈:「思い当たるところが少しもなければ、お手元にあるスマホで録音した内容で、いつでもわたしを糾弾して頂いてかまいません」

江波美里は気まずそうにする。

江波美里は教室を出ようと、九条里奈に背を向けたが、出口のところで振り返ると、神妙な面持ちで言う。「なんであんたの妄想の予言の中に、わたしの友達が寄り添ってくれる、ていう未来はないの?」

九条里奈が何も答えずにいると、江波美里は「…黙ってんじゃねぇよ」と言い残して教室を後にした。


放課後。

江波美里は昨日も訪れていたカフェで、学校での九条里奈とのやりとりを思い起こし、眉尻を下げ、思い詰めた表情をしていた。

そこに栖原竜太郎がやってきて、「江波この店好きなの?」と聞いた。

「今日は考える日だからここ来たの」と言う江波美里に、栖原竜太郎は、「この世の中、みんなが思ってよりイージーだと思うけどね、おれ」と気楽そうに答えた。


九条家。

九条里奈は、晩御飯中、九条蓮に、”一週目の犯人である可能性が一番高いと思う生徒は、江波美里だと思う”ことを話した。

”江波美里が一度だけ頼ってくれたから”というのがそう思う理由だった。

江波美里は一週目の人生で警察につかまったとき、両親でなく九条里奈を呼んだのだった。

九条里奈はそのとき江波美里と向き合わなかったことを後悔していて、彼女にであれば突き落とされても仕方がないと考えていたのだった。


鵜久森家。

鵜久森叶は自室で今週末に友達と出掛ける部屋を楽しそうに選んでいた。

鵜久森叶の母親は、そんな娘の姿を目に留め、恐る恐る、「叶、学校楽しい?」と尋ねる。

「楽しいよ」と満面の笑みで答える娘を見て、母親は「…そっか」と微笑む。

どことなく、訳ありにも見える、力のない笑みだった。


江波家。

江波美里が「ただいま」と元気のない様子で帰宅。

母親は晩御飯の後片付けをしているところで、娘とは目を合わさないまま、「お帰り」と答えた。

江波美里はテーブルにある残り物を見て尋ねる。「これ、食べてもいい?」

母親はややあって、「外で食べてこなかったんだ」と歓迎しない様子で答えた。

その後母親は「あ、ミキ!」と言って、さっさと、部屋のソファーに座っているもうひとりの娘のもとに行く。

そしてうれしそうに、

「模試の結果すごかったじゃない、あんたは違うね」

とベタ褒めしている。

ミキが部屋に戻ると、母親は、立ち尽くしたままの江波美里に目をやり、

「…え…結局食べないの?」

と冷たく聞いた。

江波美里は力なく笑って、「やっぱいいや」と答えるのだった。


週末。

約束通り、鵜久森叶たち3人と星崎透を合わせた4人は買物に来ていた。

街で4人は栖原竜太郎とバッタリ会い、栖原竜太郎にの連れでバンドメンバーのハマオカシュウゴを紹介される。

ハマオカシュウゴの誘いで、6人はこの後一緒に食事に行くことになった。


その頃。

江波美里と江波美里クラスの女友達3人を合わせた計4人も、ある店に入って食事をしていた。

そこで西野美月に、九条里奈に呼び出されて以来、いつも上の空であることを指摘される。

西野美月:「何吹き込まれたの?」

江波美里は、

「わたしに、居場所がない、みたいなことを言われて”、なんかその言葉がずっと引っ掛かってて」

と打ち明けると、

「何があっても、わたしたちって友達だよね?」

と、口にした。

すると友人3人は爆笑。

「そんなテンプレ言う人実在したんだ」

「確認する時点で破綻してんじゃないの」

江波美里は傷付いたように、泣くのをこらえるように、静かに笑みを浮かべた。


鵜久森叶たちは、早乙女智美の店を訪れた。

店には、バイトの瓜生陽介と高坂俊二がいて、お互いに驚いていた。

店には他にも勝美夏帆がいた。

みんなで飲んでいると九条里奈が入ってきて、タカオカシュウゴに、「江波美さん里から手を引いてもらえないでしょうか」と頭を下げた。

九条里奈:
「わたしはあなたが江波さんに何をしようとしているか、全て知っています」

タカオカシュウゴはキレて店を出て行った。

九条里奈は、栖原竜太郎に話があると言って、栖原竜太郎だけ店に残ってもらった。

九条里奈:
「本当は知っていますよね。タカオカシュウゴさんが江波美里さんに近づいているのはお金稼ぎに利用する為だということを。
 2023年9月4日。栖原くんが、退院直後のハマオカさんを襲うことになる日です」

九条里奈の話はこうだ。

タカオカシュウゴは江波美里の依存心を利用し、江波美里をマッチングアプリに送るようになる。

江波美里は、自分の居場所だと思っていた場所が、ただの道具にされる場所だったことを確信すると、タカオカシュウゴを刺してしまう。

栖原竜太郎は、江波美里に想いを寄せているにも関わらず、先輩のたくらみにうっすら気が付いているにも関わらず知らないふりをしたことを、後悔することになる。


夜の公園。

江波美里とタカオカシュウゴは会って話をした。

タカオカシュウゴは「美里の居場所になりたい」という。

ふたりは付き合うことになり、江波美里はうれしそうにタカオカシュウゴの腕にくっついた。


翌日の学校の放課後。

九条里奈は再び江波美里を化学準備室に呼び出した。

江波美里はそのまま帰ろうとしたが、鵜久森叶に、「今この選択だけは逃げない方がいいと思う」と呼び止められ、化学準備室を訪れる選択をした。

九条里奈:「来てくれたんですね」

江波美里:「鵜久森にあおられたから」

九条里奈は盗聴器を机の上に置いた。

九条里奈:「ハマオカさんがよく訪れる居酒屋に設置し、ハマオカさんのある会話を録音しました。聞きますか?」

江波美里:「なんとなく分かってるよ。でもここまで来て知らないフリはできないから」

江波美里はハマオカシュウゴの会話を聞く決意をする。そして、勇気を振り絞って、再生キーを押す。

盗聴器に録音されたハマオカシュウゴの声:
「幼馴染に美里っているんだけど、結構病んでて。
 でも顔めっちゃいい。
 だからおれらのサイトのパパさんにも人気出ると思う」

江波美里の目は涙に潤む。

九条里奈は慌てて再生を途中で止める。

江波美里は泣きながら訴える。

「満足?
 生徒がヘンな男に騙されそうになってそれを止めて。

 分かってたよ。
 ママやパみたいな目をして、いつもわたしを通してわたしじゃない何かを見てばっかいた。
 でも分かんないフリしなきゃ、となりにいれなくなっちゃうから。

 これを知らせてわたしに何をさせたいの?

 わたしにどこにも居場所はないって分からせて、わたしはどうすればいいの?

 あんたはわたしに何を教えてくれるの?」

江波美里は嗚咽する。

九条里奈は江波美里の手を取る。「残念ながら生徒は万能ではありません。わたしにできることはこの未来を選択するべきではないということを教えることです」

すると江波美里は怒って、「なんでもするんじゃないの!?結局自分で考えろ、てことじゃんかよ!」と泣き叫ぶと教室を出ていった。


江波美里は学校を出ると、街で道行く人々の仲良さそうな姿に、打ちのめされていた。

すると栖原竜太郎から電話が掛かってきて、切る。

が、また栖原竜太郎からすぐに2回目の電話が掛かってきたので、イラついた様子で今度は電源を切った。

江波美里はゆっくり歩いて、いつものカフェに訪れていた。

すると店員に、栖原竜太郎から預かったと言われて、メモを渡された。

《何か考える時はココに来ると思ってた
 月町公園で、今日1日いつまででも待つ 栖原》

ドラマ「最高の教師」
ドラマ『最高の教師』4話より

月町公園。

ベンチに座って待つ栖原竜太郎の元に、元気のない様子の江波美里が訪れた。

江波美里:「なんでわたしのこと、待っててくれたの?」

栖原竜太郎は、「九条里奈に言われて、ずっと考えてた」のだと言う。

「たまにはさ、同じものを頼んで喜ぶんじゃなくて、違うものを頼んで文句を言われない環境を喜べるようになれよ。

 この季節にホット頼むおれが、江波のこと好きなんだから」

ドラマ「最高の教師」

栖原竜太郎はそう言って、江波美里に想いを打ち明けた。

「おれはお前の居場所なんでものにはなれやしないけど、
 お前の居場所にはおれがいつだって行ってやれるよ」

ドラマ「最高の教師」

江波美里:

「ありがとう。でも…、ごめん。

 流石に今日別れるって決めたひとがいるのに、
 すぐさま別の人の想いに答える気持ちにはなれない」

ドラマ「最高の教師

栖原竜太郎はショックを受けた様子で、空を一度仰ぐと、「まあ、そりゃあ、そうだ」と笑った。

ドラマ『最高の教師』4話より

「とりあえず今日は騙されたことに気が付いて、心を踏みにじられた日だろ」

ドラマ「最高の教師」

江波美里は頷く。

栖原竜太郎は背を向けると、「じゃあ、泣けば」と声を掛ける。

江波美里は、泣き始めると、顔を両手で覆って、しゃがみこんで、泣き続けた。


学校の化学準備室。

九条里奈のもとに、ラインが届いた。

九条里奈が急いで確認すると、栖原竜太郎からで、
・江波美里は無事確保した
・フラれた
ことの連絡だった。


相楽琉偉の部屋。

ハマオカシュウゴが部屋に入ってきて、部屋に置いてあるスロットの機械で遊んでいる相楽琉偉に、「話と違う。美里落つれない」と不満を垂れる。

ハマオカシュウゴをそそのかして、江波美里を陥れようとした張本人は、相楽琉偉だったのだ。


夏休みがあけた2学期。

星崎透は、学校のラウンジスペースで共に勉強している鵜久森叶と東風谷葵と阿久津由利に声をかける。「見せたいものあったのよ」

星崎透はパソコンを開く。

1学期にみんなで行った居酒屋にビデオカメラを忘れて、偶然、九条里奈と栖原竜太郎の会話が撮れていたのだという。

星崎透:

「これ見て、おれピーンときちゃったのよ。
 もしかして、先生、タイムリープしてるんじゃないかって」

ドラマ「最高の教師」

〈次回に続く〉

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最高の教師【4話】感想

感想はとにかく本田仁美さん演じる江波美里がかわいすぎる!!ということでした。

特に先生に泣きながら感情をぶつけているシーン。

目をおっきく見開いてうるうる、普段は見ない本田仁美さんの表情でした。

貼っておきます▼

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