君たちはどう生きるか|原作ネタバレと映画の違い…関係ないし無視パクり?

ジブリ映画「君たちはどう生きるか」について。

このページでは、以下について、まとめています。

映画「君たちはどう生きるか」と原作君たちはどう生きるか
関係ないのか・無視しているのか原作は何なのか

映画「君たちはどう生きるか」は原作失われたものたちの本
パクりなのか

「失われたものたちの本」の
あらすじネタバレ
※映画「君たちはどう生きるか」のネタバレも含みます。

目次

映画「君たちはどう生きるか」は原作(小説)と関係ないのか・無視しているのか

君たちはどう生きるか公式(https://s.magazineworld.jp/books/kimitachi-s/)

映画「君たちはどう生きるか」は原作「君たちはどう生きるかを無視している…というよりも、

そもそも原作とはしていない

関係性としては、原作のオマージュ作という立ち位置といえるのでは。

タイトルを冠している他、

作品中に、書籍「君たちはどう生きるか」が出てくるシーンがある。

映画「君たちはどう生きるか」はオリジナル作品

以上の呟きを見ても分かるように、

映画「君たちはどう生きるか」は、

書籍「君たちはどう生きるか」を原作としていません。
※エンドロールに記載なし

SNS上には、

”ジブリ「君たちはどう生きるか」のエンドロールでは、映画の原作・脚本・監督が、「宮崎駿」となっていた”

という証言が寄せられています。

▼感動の嵐 エンドロールもチェック

なぜ原作が小説「君たちはどう生きるか」と世間に周知されるようになったか

吉野源三郎著者「君たちはどう生きるか」。

  • タイトルが同じだから
  • メディアで紹介されていたから

まずひとつは、タイトルが同じだからですね。

かといって、タイトルがかぶっている作品はこの世に多く存在していると思います。

そしてふたつ目が、メディアで紹介されていたから、ですね。

現在はそんなことありませんが、
当時は(情報が出回っていないとき)、
メディアによって、映画の原作は書籍「君たちがどう生きるか」であると報じられていた気もします。

▼宣伝広告費はまさかの0円。

映画「君たちはどう生きるか」と原作との違い・観客の反応は…

劇場に足を運んだ人々は、
映画が、書籍「君たちはどう生きるか」を原作にしたものだと信じ切っていました。

しかしいざ蓋を開けてみると、
映画「君たちはどう生きるか」は、
原作を全然なぞらえていないことが分かります。

映画と原作との違いを探すよりも、
同じところを探すことの方が難しかったのです。

これに、視聴者からは反発の声が上がりました。

観客の反応

不満顔
写真AC(nonkosan777)

原作無視って…、好きになれない。

原作ガン無視。

これ、怒られないのかな

原作要素ほぼなし…

タイトル乗っ取り?

毎回原作ガン無視だからな

なぜ原作をガン無視したのか。

その回答としては、
映画「君たちはどう生きるか」と書籍「君たちはとう生きるか」の間に、
原作という関係性はなかった、
ということになります。

映画「君たちはどう生きるか」は書籍「君たちはとう生きるか」のタイトルを冠している他、
作品中に、主人公の書籍として登場します。

しかし冒頭にも引用させて頂いたように、

しかし、タイトルを「君たちはどう生きるか」にして作中で書籍を出して、ストーリーはほぼ関係なくエンドロールで「原作・脚本・監督 宮崎駿」って出すの、超巨匠だから許されてるけど若手がやったら殴られるよな

X

という反応も。

しかし今回は超巨匠の宮崎駿さんだったということで、
作者側からしても、
自分の執筆した作品がジブリ作品の中に登場するとあっては、
さぞうれしかったのではないでしょうか。

書籍の売上もまた更に伸び、
更に多くのひとに読んでもらうことができました。

書籍「君たちはどう生きるか「は原作ではないですが、
全く無関係という訳でもない、
というところがまたややこしいですよね。

宮崎駿はなぜ小説「君たちはどう生きるか」からタイトルをもらったのか

宮崎駿が感銘を受けた本だから

14日には、スタジオジブリの宮﨑駿監督が、子どもの頃に吉野さんの小説を読んで感銘を受けたことから、タイトルに借用したという長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』が公開されています

日テレニュース(https://news.yahoo.co.jp/articles/a52297986f9ad921ff4b946858dea81c72f4691e)

小説「君たちはどう生きるか」は宮崎駿さんの思い出の本らしいですね。

初めて読んだのは、
記憶では小学生の教科書に載っていたのを読んだそうです。

「君たちはどう生きるか」が、
教科書にも採用されているとは知りませんでした。

小説「君たちはどう生きるか」は、
1950年の小学5年生から教科書に採用されていたそうです。

現在では、中学1年生の教科書に採用されているとのこと。

宮崎駿さんは1941年生まれですから、
サイト「国語教科書の素材辞典」によれば、
小学6年生のときに、小説「君たちはどう生きるか」と出会ったということになります。

宮崎駿さんは、
小説を作品中に登場させるだけではなく、
タイトルももらったということで、
「君たちはどう生きるか」
というダイレクトなメッセージは、
作品の中に込められているように思えます。

映画「君たちはどう生きるか」は書籍「失われたものたちの本」のパクりなのか

オマージュしている

映画「君たちはどう生きるか」には、読んでいて、

(あれ?これジブリの「君たちはどう生きるか」じゃない?)

と思わせる小説があります。

それが、「失われたものたちの本」。

¥1,320(税込)

失われたものたちの本」は、宮崎駿さんが推薦している小説です。

写真を見て頂けると分かるように、
本の帯には、宮崎駿さんのメッセージがしたためられています。

ぼくを幸せにしてくれた本です。
出会えてほんとうに良かったと思ってます。

書籍「失われたものたちの本」帯より宮崎駿氏推薦

鈴木敏夫著者『ジブリの文学』には、
宮崎駿さんが書いた企画書の内容が記されていました。

2つ目。この本(失われたものたちの本)には刺激を受けたけど原作にはしない。オリジナルで作る。そして、舞台は日本にする。

ということで、映画「君たちはどう生きるか」は、
確かに「失われたものたちの本」の影響を受けて制作された作品であることが分かります。

しかし、原作にはしていない、ということ。

つまり、「失われたものたちの本」は物語のベースにはなったかもしれないですが、
パクりではない、ということですね。

失われたものたちの本は宮崎駿の推奨本

クマのぬいぐるみがハートを持っている

失われたものたちの本」は、
想像がいっぱいのファンタジーですが、
現実もいっぱい、といったイメージです。

宮崎駿さんは、筆者の知っている限りでは、
現実的な話を好む傾向にあられるイメージです。

そういう意味でも、
ファンタジーでありながら人間の生々しい葛藤が描かれた「失われたものたちの本」は、
宮崎駿さんの好みにハマっていたように思えました。

また、主人公デイヴィッドと宮崎駿さんには、

  • 裕福な家庭に育ったこと、
  • 子供のときに母を亡くし、
  • 戦争で疎開したことなど、

と共通点も数多くあります。

そういう意味でも、「失われたものたちの本」は、
宮崎駿さんにとって感情移入しやすい、
特別な一冊となったのではないでしょうか。

宮崎駿さんが「失われたものたちの本」にリスペクトがあることは分かりました。

しかしパクりではないものの、
パクりとされるとは、その内容は、
一体どのくらい酷似しているのでしょうか

小説「失われたものたちの本」の内容(ネタバレ)を、
登場人物から確認していきます。

「失われたものたちの本」原作?「失われたものたちの本」ネタバレ

原作?「失われたものたちの本」主な登場人物

〈主人公〉
デイヴィッド
この物語の主人公。
12歳の少年。
本が大好き。

〈現実世界の住人〉
デイヴィッドの母親
デイヴィッドが12歳のときに、病気で亡くなってしまう。
本が大好き。

デイヴィッドの父親
数字が得意で、かつては大学講師をしていたが、現在は政府で、敵国(ドイツ)の通信の暗号を解読する仕事をしている。
昔は本が大好きだったが、現在では新聞ばかり読むようになった。

ローズ
デイヴィッドの父親の再婚相手であり、デイヴィッドの継母。
母親が通院してた病院の理事。

ジョージ―
デイヴィッドの父親とローズの間に授かった男の子。
デイヴィッドの義理の弟。

〈現実世界の住人〉
木こり
異世界の案内人。
異世界に迷い込んだデイヴィッドに力を貸してくれる。

ねじくれ男
トリックスター。
物語を作るのが好き。
デイヴィッドを現実世界に帰したくない。

ローランド
騎手。
異世界に迷い込んだデイヴィッドに力を貸してくれる。

ジョナサン
異世界の王で、ローズの叔父。
現実世界では14歳のときに行方不明となっている。
本が大好き。
ジョナサンがかつて現実世界で使っていた本がいっぱい置いてある部屋は、現在ではデイヴィッドが使っている。

アンナ
ジョナサンの腹違いの妹。
現実世界では7歳のときにジョナサンと共に行方不明となっている。

リロイ
人狼。
ジョナサンの悪夢によって生み出された。
デイヴィッドを狙っている。

原作?「失われたものたちの本」あらすじを簡単に

母親を亡くして孤独に苛(さいな)まれ、本の囁(ささや)きが聞こえるようになった12歳のデイヴィッドは、死んだはずの母の声に導かれて幻の王国に迷い込む。赤ずきんが産んだ人狼、醜い白雪姫、子どもをさらうねじくれ男……。そこはおとぎ話の登場人物たちが蠢(うごめ)く、美しくも残酷な物語の世界だった。元の世界に戻るため、少年は『失われたものたちの本』を探す旅に出る。

東京創元社(http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488517069)

原作?「失われたものたちの本」ネタバレ含むあらすじを詳しく

第二次世界大戦下のイギリス。

12歳のデイヴィッドは、最愛の母を病気で亡くしてしまう。

それから、半年くらいが経ったある日。

父親に、恋人「ローズ」を紹介される。

ローズは、デイヴィッドと仲良くしようと親切にしてくれるが、デイヴィッドはそれを受け入れることができなかった。

やがて、ローズは父親の子「ジョージ―」を身ごもり出産。

父親とデイヴィッドは、ローズの家に越してくることになった。

ローズは、本が好きなデイヴィッドの為に、14歳のときに行方不明になった叔父の本がいっぱい置いてある部屋を用意してくれていた。

デイヴィッドは依然として自分から父親のことも奪ってひとりぼっちにしたローズ・そして腹違い弟のことを許すことができないでいた。

次第にローズは、赤ん坊を育てることの大変さを痛感するようになる。

ローズはイライラするようになり、デイヴィッドの憂鬱な態度にもイライラするようになり、ふたりが会話することはほとんどなくなった。

父親も家の雰囲気が悪いことに疲れていた。

そしてついに、デイヴィッドとローズは大喧嘩してしまう。

デイヴィッドは父親にひどく怒られ、ひとり部屋で、母親を亡くしてから発症するようになった発作を起こして気を失う。

目を覚ますと、亡くなったはずの母の声に導かれ、沈床園と出た。

そこで、デイヴィッドは異世界に迷うこととなった。



デイヴィッドは、異世界で、木こりに会う。

異世界は、人狼に襲われたり、人狼が蔦に殺戮されたりと、とても恐ろしい場所だった。

木こりは、デイヴィッドが元いた世界に帰る方法は、この世界の王様が持っている「失われたものたちの本」に記されているだろうと言う。

また、ねじくれ男に連れ去られた子供は二度と戻らないということを聞く。

木こりとデイヴィッドは、王のいる城を目指して一緒に旅をするが、途中、木こりが人狼からデイヴィッドをかばう為に犠牲となる。

横暴な白雪姫と、その命を狙う7人の小人。

異世界は、知っているおとぎ話のようで、どれも奇妙で恐ろしい。

その後、騎手のローランドと馬のスキュラと出逢い、力になってくれるが、途中、ローランドが眠れる森の美女にやられてしまう。

旅の途中で、ねじくれ男は何度もデイヴィッドの前に現れ、「幸せにしてやろう」「母親に会わせてやろう」と甘い言葉で誘う。

条件は、弟の名前を教えることだった。

だがデイヴィッドは弟の名前を教えることにどうしてか躊躇してしまう。

泣いてばかりのわがままな赤ん坊だが、自分に笑顔を向けてくれて、自分の手を握ってきたジョージ―を愛しいと思っている自分に気が付く。


デイヴィッドが王の城に辿り着くと、王は全てを知っていて、歓迎してくれた。

その後、デイヴィッドは、王とねじくれ者の不穏な会話を盗み聞きしまう。

そして、王の「失われたものたちの本」を盗み見することで、2人が自分を騙していることに気が付き、確信を得る。

ねじくれ者は、「こいつさえいなければ」という嫉妬心のある分別のつかない子供を狙って、代々、異世界の王にしてきた。

王にさせる条件は、嫉妬対象人物の「名前」を教えてもらうこと。

王・ジョナサンは、14歳のときに、両親にかわいがられていた妹・アンナに嫉妬し、ねじくれ者に言われるがままに、アンナの名前を口にしてしまったのだった。

ジョナサンは罪悪感をずっと抱いており、早くこの人生を終わりにしたいと願っていた。

アンナはというと、城の地下室の瓶の中に7歳のままの小さな姿で閉じ込められていた。

アンナは、あの日心臓をねじくれ者に食べられてしまい以来今までずっと、魂だけが瓶の中に囚われていた。

ジョナサンのことは、子供だったし後悔していると思う、何があったって自分の兄だから、と言って恨んではいなかった。

ねじくれ者は、心臓を食べた子供の寿命分、生き長らえることができた。

今はもう寿命が差し迫っており、早く次の心臓を見つけなければならなかった。

デイヴィッドは最後までジョージーの名前を守り、ねじくれ者を倒すことに成功した。

すると木こりが生きていて、元の世界に戻るのを見送ってくれた。

「また戻ってこられるかな」とデイヴィッドは別れがさみしくなり訪ねると、木こりは答えた。

だいたいはまた戻ってくるな。最後にはね

ジョン・コナリー 田内志文 訳「失われたものたちの本」


デイヴィッドは病室で目を覚ました。

ローズがいて、彼女はデイヴィッドが目を覚ましたことを、涙を流して喜んだ。

デイヴィッドは、「ごめんなさい」とだけ言って再び眠りに落ちた。

その後、父親は、デイヴィッドをどんなに心配して、どんなに探しまわったかを話してくれた。

父親とローズは、発見後のデイヴィッドがすごく大人になっていたので、不思議に思って話し合った。

実は、異世界は、その人の心に住む恐怖が姿形を取って生み出される場所である。

デイヴィッドは、己の中にある恐怖心に打ち勝つことによって成長したのだった。


その後の人生で、デイヴィッドは、ねじくれ者の言ってたことの中にも真実があったことに気がつく。

それは、人生には幸福なことばかりではなく、苦しみや悲しみもたくさんあるということ。

ジョージーとは心から仲の良い兄弟となった。

あれから両親は離婚したけれど、デイヴィッドはどちらとも良い関係を続けた。

その先、父親は心臓発作で亡くなり、

ジョージーは兵役について亡くなり、

結婚した妻と子を出産で亡くした。

年老いていくローズの面倒を見た。

そして自分も年を老い、体が弱った頃。

デイヴィッドは再び、沈床園へ足を運んだ。

向こうの世界は大変穏やかになっていて、子供達の魂も安らかに眠っていた。

木こりがまた出迎えてくれた。

父親に似ていること、なんで前に来たときには気がつかなかったんだろうと思った。

スキュラもいて、山小屋からは、赤ん坊を胸に抱いた妻が出てきた。

「失われたものたちの本」を読んだ感想

本を読んでる女の子

描写がリアルで繊細で、引き込まれました。

異世界のシーンは、ファンタジーなので、集中して読まないと内容に置いて行かれると思いました。

異世界の世界は、今の心を映し出す「夢の中」と似ていると思いました。

苦しみや悲しみもありながら豊かな人生を生きたデイヴィットの心は、すっかり穏やかになっていたということなのでしょう。

「失われたものたちの本」は、その人の、人生の日記のような存在なのではないでしょうか。

そして、木こりの次の言葉。

「だいたいはまた戻ってくるな。最後にはね」

ジョン・コナリー 田内志文 訳「失われたものたちの本」

人は皆記憶がないだけで、異世界を旅をしている。

そして、人生の終わりには戻ってくる。

宗教的な考えかもしれないですが、

”自分と人の心を大事にして、良い人生を過ごせば、その人生を終えた後で、良い第二の人生を過ごせるよ”

”会いたい人に会えるよ”

というメッセージがこめられているように感じました。

「会いたい人に会える」この言葉に幸福感を覚えな人は、恐らくいないですよね。

誤読後は確かに幸せになります。

それで宮崎駿さんのあの言葉なのかなと思います。

そしてわたしが一番心打たれたのは、デイヴィッドが老いて異世界に戻ってきたとき、木こりの瞳に映った彼は少年のままだったという描写。

そして、「どんなに年老いていようと、どんなに離れ離れでいようと、人はとこしえに父親の子供」という言葉です。

本当にその通りだと、日頃から感じています。

向こうの世界では、人はきっと何歳にでもなるのでしょう。

「失われたものたちの本」の訳者・田内志文の考察

YouTubeでは、
「失われたものたちの本」を訳者(田内志文)だというほんにゃく仮面さんが、
本の紹介をしています。

「失われたものたちの本」は、
アイルランド出身の作家(ジョン・コナリー)による作品です。

さすが一文一文を訳したとだけあって、
一文一文咀嚼しているなと思わされる「失われたものたちの本」紹介動画です。

映画「君たちはどう生きるか」と原作?「失われたものたちの本」との違い・比較

「君たちはどう生きるか」「失われたものたちの本」登場人物の違い・比較

映画「君たちはどう生きるか」を観たことのある人であれば、
「失われたものたちの本」の登場人物の説明を見た時点で、
誰が誰にあたるのか、
見当をつけることができたのではないかと思います。

登場人物を比較します

「君たちはどう生きるか」「失われたものたちの本」
マヒト(主人公)デイヴィッド(主人公)
ヒサコ(母親母親
ショウイチ(父親父親
ナツコ(継母)ローズ(継母)
キリコ木こり
ばあや(キリコ含むお手伝い)7人の小人
じいや(お手伝い)ブリッグス(お手伝い)
アオサギねじくれ男
大叔父様ジョナサン(叔父)
ヒミローランド
インコ大王リロイ
インコ

どのキャラクターも、対となるキャラクターを見つけることができました。

ヒミとローランドの共通点は、力になってくれるところ、攻撃力が強い点かと思います。

インコ大王とリロイの共通点は、獣人で、主人公の命を狙っている集団のボスという点です。

インコと狼の共通点は、主人公を狙っていて、多量にいるという点です。

「キリコ」の名前の由来は、ネット上では、ジョルジョ・デ・キリコからきている(オマージュだ)という意見が多いです。

あとは、「木こり」の文字を入れ替えてもキリコになりますね。

オマージュ作品はこちら▼

因みに、「君たちはどう生きるか」の登場人物には、全て実在のモデルになっていることが分かっています。

▼詳しくはこちらでご確認下さい。

「君たちはどう生きるか」「失われたものたちの本」ストーリーの違い・比較

ジブリ「君たちはどう生きるか」と原作との違い

アオサギが良い奴
(原作では悪い奴)

異世界の中は全体的に全て違う
(王が主人公に跡を継いでほしいというのは同じ)
(童話をオマージュしていると見られるところは同じ)

ヒミ(母親の子供時代)と会う
(原作では登場もしない)

王が良い奴?
(原作では嫉妬によって妹も異世界に閉じ込めることになってしまった)

主人公が現実世界に帰ったところで終わる
(原作では主人公が老いて再び異世界に行ったところで終わる)

細かい違いを挙げていけばキリがないですが、大まかにはそのようなところだと思います。

〈両作の時代背景は同じ〉

  • 「君たちはどう生きるか」…太平洋戦争末期の1944年頃の日本を舞台にしていると考えられる
  • 「失われたものたちの本」…第二次世界大戦下の1939‐1945年のイギリスを舞台にしている

改めて

ジブリ「君たちはどう生きるか」は、
原作「失われたものたちの本」がベースでありながら、
オリジナル要素の多いオリジナル作品です。

原作が読みたくなった、という方は、こちらからどうぞ。

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