「快感♥フレーズ」などの人気漫画の作者として知られる漫画家・新條まゆさん。
11日に投稿したポストの内容がネットニュースになり、話題となりました。
その内容とは、
新條まゆさんさんの知人漫画家である男性が、
新條まゆさんが現在仕事をしている取引先に対し根回しをして、
“訴訟レベルの営業妨害”をしていたというものです。
▪新條まゆさんの営業妨害をした知人男性漫画家、て誰?東毅?
▪知人男性漫画家が新條まゆさんの取引先に送ったというLINEの内容は?
▪なぜそんなことをしたの?
▪新條まゆさんと東毅のプロフィールやポスト(旧Twitter)の内容や?
▪新條まゆさんは小学館と対立していた?過去に何があったの?
まとめました。
確認していきましょう。
新條まゆの知人男性漫画家は誰?東毅?【特定】ポスト内容も
新條まゆさんの知人漫画家は、
東毅(あずま たけし)さん
だとみられています。
その理由は、
新條まゆさんは知人男性漫画家について、
名前こそ明かしていませんでしたが、性別と、過去に投稿していたというポスト内容を投稿していた為です。▼
「小学館叩いてる漫画家は先生の死を利用して叩きたいだけ」
新條まゆX
「リスペクトがないって表現はいかがなものか」
新條まゆX
昨日は面識のある男性漫画家がわたしが今一緒にお仕事してる取引先に根回しして「新條まゆがやばい糞コメントしてるから上司にも伝えた方がいい」ってLINEを送ってることが判明して「はぁ⁉️」ってなったんだけど、その漫画家のポスト見に行ったら「小学館叩いてる漫画家は先生の死を利用して叩きたいだ…
— 新條まゆ@『虹色の龍は女神を抱く』連載中! (@shinjomayu) February 10, 2024
そして東毅さんが投稿していたポスト内容がこちら。▼
そもそも「リスペクトがない」という表現もいかがなものかと思っている。
— 東毅 (@azumatakeshi75) February 9, 2024
僕の「電波教師」は作画あんまり良くなかったし、原作ファンでアニメはリスペクトされてないって思う人いるかもだけど。僕自身顔合わせたスタッフが作品に「リスペクトがない」って思ったことはない。
あと、これ幸いとばかりに自分の愚痴や不満を小学館にぶつけ出す人間を見ると、あー・・・だからその瞬間の前にああいう書き込み残したんだろうなあ・・・と思う。
— 東毅 (@azumatakeshi75) February 8, 2024
まあ、その遺志が伝わってないのか、理解力がないのか、わかってて敢えて無視して気持ちよく燃やしてんのか知らんけど。
新條まゆさんは、自分の投稿内容がここまで話題になり
そして世間の人によって、”男性漫画家”が特定されるとは思っていなかったかもしれません。
しかし、
- 「リスペクトがないって表現はいかがなものか」というフレーズに類似するコメントはほぼなかった
- 小学館を擁護している漫画家はそういなかった
- 性別は男性であることが明かされていた
ことから、今回容易に”男性漫画家”が特定されることとなりました。
とはいっても、
新條まゆさんが、その知人男性漫画家が東毅さんであることを断言しているわけではありません。
注意が必要です。
ただ、東毅さんのポストには、さっそく、
「チクったのはあなたか」といったコメントがついています。
ですから、もし例の”男性漫画家”が東毅さんでないということであれば、恐らく、その内何かしらの発信があるのではないでしょうか。
本人であった場合にも、
誰にでもひょんなことですれ違ってしまうことはありますのて、
和解できると良いですね。
知人男性漫画家が新條まゆの取引先に送ったとされるTwitter内容は
「新條まゆがやばい糞コメントしてるから上司にも伝えた方がいい」
ホントに「糞コメント」って書かれてた😢比喩じゃなくて。
— 新條まゆ@『虹色の龍は女神を抱く』連載中! (@shinjomayu) February 11, 2024
▲比喩でもなく、「糞コメント」と書かれていたのを目にした、ということですので、
実際のLINE画像は流出していませんが、
LINEの内容は概ねこの通りなのでしょう。。
盛っても、自分に分が悪くなるだけですからね。
なぜ発覚した?
新條まゆの取引先が、
男性漫画家からもらったTwitterを本人に見せた
為であると考えられます。
男性漫画家から見せられたわけでないとなると、
それしか考えられませんね。
要するに男性漫画家は、
新條まゆの取引先に良かれと思ってLINEを送ったが、
返って不信感を抱かせることになってしまった、ということのようです。
新條まゆと取引先の間には、
根回しのLINEだけでは切り裂けない信頼関係がすでに構築されていた、ということでしょう。
なぜ知人男性漫画家は新條まゆの取引先を把握していた?
ふたりは何回かみんなで飲みに行く仲ではあったから
新條まゆさんは、以下の内容をポストしています。
何回かみんなで飲みに行ったりして、わたしがこれからお仕事しようとしてる人も知ってて…
新條まゆX
新條まゆさんは、投稿の中で、
男性漫画家男性漫画家のことを「面識のある男性漫画家」と表現していました。
が、今回のトラブルになる前までは、「飲み仲間」くらいのフランクな関係にあったのではないでしょうか。
別の投稿では、男性漫画は依然自分の漫画を誉めてくれていたことも語っています。
ショックは相当なものであったでしょう。
知人男性漫画家(東毅?)のいう糞コメントとは
この話は当時、私が小学館を離れても連絡を取り合ってた小学館の編集者がさすがに自社の対応に呆れて教えてくれた。いい編集者って小学館にもたくさんいるし、今でも顔も見たくない人いるけど、社風というのは変わらないのだな。ホントに残念だ。
— 新條まゆ@『虹色の龍は女神を抱く』連載中! (@shinjomayu) February 7, 2024
(新條まゆさんの知人男性漫画家を、東毅さんと仮定した場合)
東毅さんのポストを確認すると、
主に目立っているのが、小学館を擁護するコメントのようでした。
男性漫画家の彼の怒りの沸点を小学館批判だと仮定した場合、
新條まゆさんの投稿の中で、
小学館を叩いていると判断できる投稿は、先に添付したポストくらいでした。
しかし新條まゆさんは、そのポストの中でも、
「いい編集者って小学館にもたくさんいる」とコメントとしており、
感情的というよりは、冷静であるようです。
更に新條まゆさんは、
小学館が後に声明を出した後にも小学館に対して肯定的なコメントをしています。
今回は、男性漫画家が熱くなってしまった故に、
早とちりしてLINEを送ってしまった、ということかもしれません。
しかし、新條まゆさんは過去に小学館と対立したことがありましたので、
もしかしたらその件もあわせて勘定されたのかもしれません。
(※後述します。)
男性漫画家はなぜ裏で新條まゆを裏で非難した?
嫉妬?
男性漫画家が根回しを図った動機として、ネット上では、
嫉妬なのではないか、
という見解があります。
なぜそうなるのかと考えたときに、
- 知人男性漫画家は、
本アカウントでハッキリと批判をする人 - 新條まゆさんのポスト内容自体、
そう過激に思えるものはない
ということで、
ただ批判をしたいということの他にも、
たしかに何か別の理由があったようにも感じられます。
それは例えば、小学館への批判が許せなかっただけでなく、
他にも個人的な嫉妬心を抱いていたが故に、
個人に執着するような行動を取ってしまった、
ということかもしれません。
東毅の主張とは?
東毅さんのポストを見る限り、
彼の考え方は、
他の多くの漫画家とは異なっているようでした。
その考え方とは例えば…
- テレビ局にはテレビ局の都合がある(スケジュール、予算など)
- 今回のことで、原作が映像化されなくなったら、困るのは漫画家・小説家
- 現場スタッフからリスペクトがないと感じたことはない
- 小学館を批判することは、小学館を選んで仕事していた芦原妃名子さん(『セクシー田中さん』原作者)への侮辱ですらある)
など。
対して、漫画家や世間の間では、
「原作者の意向通りに映像化されないのであれば、原作レイプであり、映像化されるべきではない」
という風潮になっています。
現に、『セクシー田中さん』の著者である芦原妃名子さんも、
「原作道りに映像化されないのであれば、映像化を今からでもやめたい」
という考えを持っていたことが、彼女の過去の投稿により分かっています。
▼詳しくはこちら
つまり、
芦原妃名子さんにとって重要なのは、
原作がドラマ化することより、己の作品が守られることであったと解釈できますね。
しかし結局ドラマ化に踏み切ったというのは、
己の為というよりは、
”ドラマ化したい”、というテレビ局や小学館の思い汲んでのことだったように思えます。
今回の『セクシー田中さん』の件や、
『おせん』、
その他もろもろがあり、
漫画家が現場で軽んじられるという実態があることは、事実としか思えなくなっています。
しかし東毅さんは、現場に恵まれてきたということかもしれません。
その為に、
そういう実態もあるということを、
受け入れることが難しかったのかもしれません。
そしてこれから記述することになりますが、
過去に、新條まゆさんの身に起こったことを知るに、
映像業界ばかりか、小学館の中でも、
漫画家が軽んじられる、ということは実際にあったようです。
恐ろしいですね。
漫画家・新條まゆが小学館と対立。何があった?【ブログ】
一言でいえば、
パワハラ
ということになります。
パワハラの具体例は、新條まゆさんのブログを読むことが1番早いでしょう。
しかし現在はブログが閉鎖されていることと、長文である為、こちらに内容を簡潔にまとめました。
ブログタイトルは、「思うこと。」です。
・新條まゆは、連載の方向性を変えたいことを編集担当、編集長に相談した。
(Hな漫画はもう描きたくなかった)
↓
・しかし「ならこの連載は終わり、次はこの雑誌に移って」といって雑にあしらわれる。
↓
・悩んだ末、小学館を離れることを決意。
↓
・しかし「今までの出版物を絶版にする」と脅され諦める。
↓
・弁護士に相談するようになる。
↓
・小学館サイドに「頭がおかしくなってる」と言われ、告知も無しに、連載を強制的に1回休まされる。
(自分の漫画の続きが読みたくて買ってくれたファンがいたかもしれないのに、と申し訳なくて落ち込む)
↓
・後に、編集部の1人が、「新條まゆが連載を休んだのは、休ませないと移籍すると脅したからだ」と発言していたことを知る。
(休みたくても休みをもらえない他の漫画家たちの不満を誘発させない為だったと思われる)
↓
・”新條まゆが本気で小学館を離れるかもしれない”と危機感を感じた編集部は、焦って大規模な食事会を開く。
↓
・新條まゆはそこで改めて自分の今後の展望を伝える。(描いていきたい話など)
↓
・しかし「甘ったれてるんじゃない!」と偉い人に言われる。
↓
・他にも散々な暴言を浴びせられてきた。
↓
・新條まゆは、(お金は稼げなくても、気持ち良く働きたい、1から頑張ろう)という気持ちで小学館を離れることを正式に決意。
これは、
大人気漫画『金色のガッシュ!!』の作者で知られる雷句誠さんが、
小学館とのトラブルで小学館を提訴した頃の2008年頃に更新されたものです。
現在では、小学館の内部がどうなっているのかは分かりません。
が、何事も急には変われないものですよね。
小学館の中にもまだ漫画家を軽んじているスタッフがいたとしたならば、
テレビ業界でも当然、漫画家は軽視されやすくなってしまうでしょう。
これ以上同じことが繰り返されないことを願います。
漫画家・新條まゆのプロフィール
1973年1月26日生まれ
長崎県出身
身長151㎝
O型
1994年、少女コミック増刊(小学館)『あなたの色に染まりたい』でデビュー。
代表作品は、
・「快感♥フレーズ」
・「覇王愛人」
・「ラブセレブ」
など。
漫画家・東毅のプロフィール
誕生日不明
熊本県出身
身長不明
血液型不明
2003年、少年サンデー超増刊号『イバラキ!!』でデビュー。
代表作品は、
・「電波教師」
など。