肝臓を奪われた妻|外伝【晴美社長編】壮絶すぎる過去と優香に甘い訳

この記事には、
ドラマ化もした大人気コミック『肝臓を奪われた妻』の外伝【晴美社長編】の内容(ネタバレ有り)と、
その感想がまとめてあります。

目次

肝臓を奪われた妻|外伝【晴美社長編】〈内容ネタバレ〉

話は、晴美が6歳のときまで遡ります。

晴美の父親は、酒飲みで、妻と子供に暴力をふるうという、典型的ダメ親父です。

妻は、晴美を置いて家を出ていってしまいました。

晴美が小学生になると、父親も外に女の人をつくって出ていってしまいました。

晴美は、施設に預けられます。

そして大人になると、施設を出て、小さい会社に就職します。

その後は恋愛詐欺に遭い、上司のセクハラに耐えながら稼いだ1000万円を聡介に騙し取られてしまいます。

その後、聡介は失踪。

晴美のお腹には、聡介の赤ちゃんがいることが発覚します。

晴美は悩みますが、赤ちゃんを産むことを決意します。

それから20年。

そして産まれた娘・愛は、貧しい家庭環境ながらも、
明るくて母親思いの娘に成長しました。

しかし愛が20歳のある日、
警察に追われていた為に無茶な運転をしていた聡介の車に跳ねられてしまい、
脳死の状態になってしまいます。

しかも愛は、
ドナー登録をしていました。

そしてあろうことか、
愛の角膜は、
事故の為に視力を失った聡介に移植されたのでした。

聡介は、
自分に移植された角膜が、
自分が命を奪ってしまった若い女の子のものだと知っても、
罪悪感ゼロ。

ただただ視力が戻ったことにルンルンとしていました。

しかし刑務所の中で、
自分に角膜をしてくれた女の子が、
実の娘であったことを知ります。

すると聡介の態度は急に180℃変わります。

実の娘の命を奪ってしまった罪悪感に苛まれ、
愛の幻覚を見てうなされる日々を送ることになるのでした。

そして晴美の店には、
優香がが訪ねてきます。

晴美は、優香に、自分の愛娘・愛を重ね合わせます。

そして月日は経ち、
ふたりの関係は、本当の親子のようになりました。

晴美は、
自分をもう一度母親にしてくれた優香に、
感謝するのでした。

肝臓を奪われた妻|外伝【晴美社長編】〈感想〉

まず思う事は、
晴美社長の過去が壮絶すぎた、という点ですよね。

晴美の娘・愛は、
本当にかわいい子でしたから、
聡介のことが心底憎かったことでしょう。

しかも、
愛娘の角膜が、
仇である聡介に移植されるとは。

晴美がその事実を知らないままであったことは、
不幸中の幸いだったかもしれません。

『肝臓を奪われた妻』は韓国漫画なわけですが、
日本の感覚でいくと、
レシピエントにドナーの個人情報が知らされることは有り得ません。

それなので、
それを知らないで読むと違和感を覚えることになります。

ドナーの加害者であり、
目を怪我をしたばかりの聡介に、
よく角膜が移植されたものだとも思いますね。

漫画はファンタジーなので仕方ないですが、
その辺りの出来すぎ感は否めません。

そして1番不自然だったのが、
聡介の人柄が、
実の娘を敷いてしまったのだと分かった途端に、
ガラリと変わったこと。

聡介は、
晴美から1000万奪ったことを自慢げに言いふらす他、
過去に8つも10つも犯罪を起こしており、
警察から逃げ回っているような人でした。

そんな人が、
急にごめん、ごめん、とは実際ならないでしょうね。

しかし韓国の作品は血のつながりを重んじる傾向にあるので、
その辺りの不自然さも、
韓国漫画だということを思い出せば、
なんとか消化することができそうです。

優香は、
賢三の初恋の人にも似ていたし、
晴美社長の娘にも似ていた、
ということのようです。

晴美社長が、
優香に対していやにやさしかった理由に、
納得ですね。

本編もそうかもしれないですが、
外伝は、胸糞悪いストーリーが主です。

そもそもそういう話なので、
当然といえば、当然なのかもしれません。

しかしその中でも、
最も後味が良かったのが、
【晴美社長編】でした。

それは、
生まれてからひどいこと続きだった晴美社長が、
ハッピーエンドになるまでの話であった為でしょう。

愛が亡くなってしまうのは、残念でしたが…。

晴美社長にとって、
温かい家族に恵まれたというのは、
本当にこの上ないギフトであり、喜びでしょう。

まとめ

肝臓を奪われた妻|外伝【晴美社長編】壮絶すぎる過去と優香に甘い訳

晴美社長の過去は壮絶でした。

  • 酒飲みの父に、家庭内暴力を受けて育った
  • 母親は家出してしまった
  • 恋愛詐欺にあい、1000万円も騙し取られる
  • 詐欺師の子供をみごもっていた
  • 苦労して育てた娘が、詐欺師によって亡くなってしまう

晴美社長が小学生のときに、
父親も出て行ってしまって、
晴美はその後施設に預けられました。

その施設にはいじめっ子もいましたが、
一応まともな施設そうではあり、
父親に捨てられたこと自体は、
将来のことを考えても、幸運だったのではないでしょうか。

父親の暴力に耐える必要もなくなりました。

晴美社長はなぜそんなに優香に甘いの?

復讐を手伝うの?

というのは、本編を読んでいる上で結構な謎でした。

しかしそれは、
優香に、今は亡き娘の姿を重ねていたこと。

そして、
彼女の復讐を手伝うことで、
自分の復讐も成し遂げることができているような、そんな気持ちになっていたのかもしれません。

そして何より、
寂しかったのかもしれないですね。

晴美社長に、
優香と健と結人という優しく接してくれる家族が新しくできて、
良かったですね。

漫画はこちら


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