岸田総理に「増税メガネ」というあだ名がつけられています。
これらに対し、ネット上では、
岸田総理は「増税メガネ」て言われてるけど、
別に増税は1度もしてないよ!
増税したのは、安部総理の時だよ。
いや、岸田総理は増税してるよ。
騙されないで。
退職金まで?
といった意見が飛び交っています。
果たして岸田総理は、
増税しているのか、していないのか?
一体どちらが正解なのか、確認してみましょうか。
岸田総理は増税している?していない?
岸田総理は、増税していた。
岸田総理【増税内容一覧】(今後の増税案も)
- 雇用保険税(2022年、2023年)
- 国民健康保険税(2022年、2023年、2024年)
- 介護保険税(2023年、2024年)
- 森林環境税(2024年)
- 国民年金税(2024年)
- 法人税(2027年)
- 所得税(2027年)
- たばこ税(2027年)
- 消費税(~2030年)
- 退職金税(疑惑)
- 通勤手当て税(疑惑)
※()の中は施行年、または施行予定年
こんなにも多くの増税があったとは、驚きますね。
2024年度も増税待ったなしです。
退職金に税金は今のところ”疑惑”止まり
ただ、退職金税、通勤手当て税においては、現時点では疑惑止まりです。
これらの税は総称して「サラリーマン税」と呼ばれています。
通勤手当ては、
6ヶ月定期を購入したり歩いたりと、浮かせている人も多いかとは思います。
がしかし、基本的にはその人の懐に入るものではないので、これに税金が課せられるとは驚きです。
近い将来、通勤手当てが支給されるのは当然ではない、
という時代が到来するのかもしれないですね。
それぞれの税金についての詳しい内容は、こちらの記事でご確認下さい。
税制調査で租税制度は寝ながら決められていた…
岸田総理はなぜ「増税していない」と思われる?
国民に気づかれにくい、「ステルス増税」をしているから。
ステレス増税とは、
岸田総理(政府)が、国民の目を盗んでコッソリ増税している、のようなことの例えです。
「stealth」とは、隠密性やひそかな行動を意味する英単語である。 主に秘密裏に行われる行動や、音を立てずに動く様子を指す。
引用元:https://www.weblio.jp/
現に、こんなにも増税が進められている中で、
「岸田さんは増税してないよ」と主張している人たちがいることには驚きますよね。
正に「ステルス増税」、といったところでしょうか。
例えば、2024年度からは森林環境税が始まります。
森林環境税は住民税に上乗せされる形で徴収されるとのことです。
なんだか、ゾッとしませんか。
森林環境税の存在すら知らない国民も多いのではないでしょうか。
重要な変化なので、もう少し大々的に発信されないのでしょうか。
森林環境税については、
国民の間に「本当に森林環境整備に使用されるのか」といった不信感も生まれています。
森林環境税は年間1000円のスタートですが、
一度始まったら増税はあってもなくすことはないでしょうから、
これは日本の未来にとって大きな打撃ともいえます。
国の無駄な支出を抑えることで、森林環境整備に充てることも可能だったはず。
消費税が上がることは良いこと?悪いこと?
なぜステルス増税
国民の反発、反感を和らげる為
だと考えられます。
しかしその和らげる方法が、
“こっそりやること”だというのは、違っているという気がします。
ステレス増税の方法
それでは続いて、
どんな風にステルス増税がされているのか、見ていきましょう。
①岸田総理は「増税」の言葉を使わない?
②社会保険料、医療保険料引き上げ
③先に法律を作っといて後から徴収
①岸田総理は「増税」の言葉を使わない?
岸田総理は、
公の場で「増税」という言葉を使わないことが各メディアにて報じられています。
「増税」というと確かに聞こえが悪いです。
では代わりにどう言うのかというと、
「国民に負担をお願いする」といった具合です。
②社会保険料、医療保険料引き上げ
社会保険料、医療保険料などは、
増税されていても気が付きにくいものです。
「気が付いてみたらこんなに高かったのか」
と、後になって驚かれる人も多いのではないでしょうか。
③先に法律を作っといて後から徴収
今後も様々な増税予定があります。
しかし急に税金を取るよりは、来年、再来年からとした方が受け入れられやすく、
比較的穏便に増税を進めることができるでしょう。
しかし、
今から来年、再来年と先のことを決めるのは、確かにずるいという気がします。
まるで国民から税金を取ることしか発想がないようです。
これらの他にも、
税金といえば消費税、といった思い込みや知識不足から、
増税されていることに気が付かない、ということも考えられます。
これを機に、
日本国民全体の政治に対する関心が高まると良いですね。
国民が政治に関心がないと思うから、
官僚が好き勝手やれてしまう、ということもあるのでしょう。
放っといても政治家が勝手に日本をうまく動かしてくれる、
という時代は終わったようです。
まとめ
岸田総理【増税内容(予定込)一覧】したことないは嘘だった!退職金まで?
岸田総理は増税をしている。
- 雇用保険税(2022年、2023年)
- 国民健康保険税(2022年、2023年、2024年)
- 介護保険税(2023年、2024年)
- 森林環境税(2024年)
- 国民年金税(2024年)
- 法人税(2027年)
- 所得税(2027年)
- たばこ税(2027年)
- 消費税(~2030年)
- 退職金税(疑惑)
- 通勤手当て税(疑惑)
「岸田総理は『増税メガネ』と呼ばれているが、
実際に増税したことはない」
というのは間違いだったことが分かりました。
退職金税については、
現時点で岸田総理は否定しており、疑惑止まりとなっています。
しかし国会議員に退職金はないことから、
中々安心はできませんね。