東京農業大学【大根踊りの歌詞】意味が結婚式?エッサッサの由来?青山ほとりとは

2023年10月に開催された箱根駅伝の予選会に東京農業大学が出場し、
見事11位で予選を通過しました。
(今回の箱根駅伝が100会記念大会の為、13位までが本選に進出)

このページでは、予選会で注目を浴びた『大根踊り』についてまとめました。

農大の大根踊りとは
青山ほとりとは
歌詞は?
意味は?
作詞作曲は?
歴史は?
結婚式ソングなの?
「エッサッサ」て何?

目次

東京農業大学『大根踊り』の【歌詞】と【意味】は?

大根踊りの歌詞

大根踊りの正式タイトル

青山ほとり

東京農業大学の応援歌は、
大根踊り』の名で親しまれていますが、これは通称です。

タイトルの正式名を、
青山ほとり』といいます。

青山ほとり』の由来は、東京農業大学は元々は現在の青山学院大学の敷地内にあったので、
『青山ほとり(畔)』というのだそうです。

大根踊り』の由来は、
東京農業大学の応援団が、
大根を持って応援することに由来しています。

長い葉っぱがついた生の立派な大根を両手に持って思い切り振り上げながら応援する様は、
非常にインパクトがありますよね。

一目で、”農業大学”だと分かります。

大根踊り』こと『青山ほとり』の歌詞は、
東京農業大学ホームページでも確認することができます。

しかし東京農業大学ホームページには、
歌の意味までは掲載されていません。

言葉が今の話し言葉ではない為、パッと見では、
意味が分かりづらいですよね。

大根踊りの歌詞の意味

ひもじい思いはしないから、結婚するなら農大健児と!

1番の歌詞の大体の意味
農大健児は意気が良い

2番の歌詞の大体の意味
おれの農場の米の実る木を知ってるか。

3番の歌詞の大体の意味
昔も今も、人間喰うことが1番大事。

4番の歌詞の大体の意味
嫁入りするなら、ひもじい思いをしないから、百姓と結婚した方が良い。

ということで、
『大根踊り』は、プロポーズの歌ともとらえることができそうです。

SNSでは、

体の良いナンパの歌だね

泥臭いイメージで、モテてきてなかったのかな、
て気がして好き

という声がありました。

箱根駅伝や、
大学野球の応援歌で歌われれるのは、
農大健児の意気を歌った1番です。

応援歌にはピッタリの歌詞ですよね。

東京農業大学『大根踊り』が結婚式ソングに?

『大根踊り』の歌詞を理解した今では頷けることかと思いますが、
『大根踊り』は、
東京農業大学現役・OBの飲み会・結婚式ソングとして、歌い、踊られ継がれているそうです。

東京農業大学全學應援團による正式な場でのものでなければ、
ビール瓶やペットボトルなどが代用されるそうです。

かなり盛り上がりそうですね。

東京農業大学『大根踊り』とは【動画有り】

東京農業大学『大根踊り』【動画】

①東京農業大学公式YouTubeより

『大根踊り』の中でも、
大根を持った両腕、足を左右交互に突き上げる動きはインパクトがありますよね。

チアリーダーも、同じ動きをします。

伸ばしたときに、一瞬でも動きを止めるのがポイントなのだそうです。

ずいぶん同じ動きの繰り返しが続きますので、相当体力が削られますよね。

それも力いっぱいにやるので、かなりしんどそうです。

②続いて、東京農業大学が前回出場した2012年箱根駅伝での応援動画。

往路第5区山登りで東京農業大学のランナーにアクシデントが発生。
歩き出したとの報道が流れると、
東京農業大学応援団は踊りを初め、彼がゴールするまでの約30分、踊り続けました。

この映像は、彼らが踊り始めてから、
すでに20分以上が経過していたときのものだということです。

彼らのパワーに驚きます。

あの動きを30分維持できる体力が凄い

これが本当の応援なんだよ

伝統に誇りを感じます

東京農業大いつか強くなって欲しい

農大のいない箱根は物足りなかったので、
2024年の箱根が楽しみです

『大根踊り』ルール

使用する大根は朝採れ大根

使用する大根は朝採れ大根

大根も、葉っぱがついているものです。

この葉っぱが、ボンボンのようにも見えますね。

力一杯に踊った後は、足元に大根の葉っぱが散らかります。

使用した大根は配布か食す

使用した大根は配布か食す

使用した大根は、使い回しはしないのが原則(痛むとのこと)ということで、
使用した後は観客へ配布するか、自分たちで食べるということです。

大根踊りの歴史

作詞作曲

作詞は、
1923年(大正12年)、当時、東京農業大学の専修科に在学中だった市山正輝さんによるもの。

は、
市山正輝さんの出身地、北海道湯の川温泉付近で歌われていた曲を取り入れたといわれているそうです。

著作権にうるさくなかった昔ならではのエピソードですね。

※日本が近代的な著作権を取り入れたのは、明治2年(文化庁より)。

歌詞に時代を感じるという声もあります。

時代を感じる。
今は、農家に嫁入りしなくても、農業ができる時代になったよね

大根踊りの始まり

昭和26年(1951年)10月
渋谷のハチ公前で、
東京農業大学の「収穫祭宣伝隊」の生徒たちが、両手に大根を持って踊り始めたのがきっかけ。

経緯

団員は、大根を持って踊るか否か、悩んでましたが、
試しに先輩が後輩の前で踊ってみたところ、
踊った方も見ていた方もみんな笑顔になったので採用となり、
大学の理解を得て、
実現に繋がりました。

結果、大成功しました。

突然の光景に、道行く人はあっけに取られて足を止め、ユーモラスな踊りを眺めるうちに、みるみる笑い顔が広がりました。踊り終えた宣伝隊は、用意した大根1,000本をただで配りました。騒ぎを聞きつけて集まってきた人たちは、われ先にと大根を奪うように取っていったが、誰もが笑顔で「学生さん、ありがとう!」と声をかけたそうです。

東京農業大学(https://www.nodai.ac.jp/campus/festival/2020/25401/)

良い話ですね。

大根を手に持って踊るという発想は本当にユニークで、
見ていてなんだか心から笑顔になれますよね。

農業大学とかかっているのも面白い。

そうといわれなくとも伝統のある踊りということが伝わり、
見ていて気持ちが良く、心洗われるようです。

当初は農業大学全生徒が大根踊りをマスターさせられていた

東京農業大学OBの話によると、
以前は、
入学してすぐに全生徒が『大根踊り』を覚えさせられたのだそうです。

しかし現在では一部の学科の生徒のみが覚えることになっているようです。

日本体育大学『エッサッサ』は『大根踊り』が由来?

日本体育大学の応援歌『エッサッサ』は、
当時から盛り上がりを見せていた東京農業大学の『大根踊り』・東京商船大学の『錨をあげて』を意識してつくられたものだということです。

東京農業大学の公式ホームページには、
『エッサッサ』について、
次のように記載があります。▼

その当時、東京農大には『大根踊り』が、商船大学には『錨をあげて』が独自の応援スタイルとして名を馳せていました。体操学校でも、そのような独特の応援スタイルを考案しようという気運が高まってきました。これに応えたのが、当時体操学校の在学生であった、平井一氏でした。

日本大学(https://www.nittai.ac.jp/about/history/esasa.html)

少し照れ臭いような経緯にも感じますが、
東京農業大学の公式ホームページに堂々と記載されていることが斬新にも感じるといいますか、
良いですね。

東京農工大学が大根踊り?

東京農工大学と大根踊りがセットで検索されることがありますが、
これは、
東京農工大学と東京農業大学を間違って検索している
というのが理由のようです。

まとめ

東京農業大学【大根踊りの歌詞】意味が結婚式?エッサッサの由来?青山ほとりとは

『大根踊り』には、
「農大健児と結婚してくれ」といった意味もあり、
現役生やOBなどによって、結婚式の余興などで踊ることがある。

正式タイトルは、
『青山ほとり』。

当時、現在の青山学院大学の敷地にキャンパスがあったことに由来する。

日本体育大学の『エッサッサ』は、
東京農業大学『大根踊り』と、東京商船大学の『錨をあげて』に刺激を受けて創作された。

現代ではすっかり東京農業大学の名物となった『大根踊り』。

『大根踊り』見たさに、箱根駅伝を観るという人もいます。

2024年は、10年ぶりに100回記念箱根駅伝への出場を決めたということで、大盛り上がり間違いなし。

東京農業大学の第92代団長は、加藤俊弥さんです。

応援団のことも、また応援したくなりますね。

東京農業大学のスーパールーキー、前田和摩選手もチェックです。

将来世界的に活躍する選手になることが期待されている彼は、箱根駅伝でも脚光を浴びるに違いありません。

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