脚本家の相沢友子さんに、「原作クラッシャー」という不名誉なあだ名がつけられています。
その理由は、原作を無視し、改変、改悪しているというものです。
が、真相はどうなのでしょうか。
相沢友子さんが脚本を担当した、原作作品があるドラマ・映画をピックアップし、その評価・評判を確認していきます。
また、相沢友子さんの性格の評判についても確認していきたいと思います。
改悪?相沢友子が脚本を手掛けたドラマ映画【9選】
相沢友子さんが脚本を担当した、原作があるドラマ・映画
- 脚本作品①:鹿男あをによし(2008年)(小説)
- 脚本作品②:重力ピエロ(2009年)(小説)
- 脚本作品③:鍵のかかった部屋(2012年)(小説)
- 脚本作品④:ビブリア古書堂の事件手帳(2013年)(小説)
- 脚本作品⑤:人は見た目が100パーセント(2017年)(漫画)
- 脚本作品⑥:トレース~科捜研の男~(2019年)(漫画)
- 脚本作品⑦:さんかく窓の外側は夜(2021年)(漫画)
- 脚本作品⑧:ミステリと言う勿れ(2022年)(漫画)
- 脚本作品⑨:セクシー田中さん(2023年)(漫画)
相沢友子脚本作品①『鹿男あをによし』(原作有)(2008年)
原作は小説で、原作者は万城目学さんです。
原作に出てくる登場人物の「藤原君」は、男性で妻子持ちですが、ドラマの中では、独身の女性・藤原道子に改変されています。
改変した理由としては、物語の中に恋愛要素を取り入れる為、ということのようです。
藤原道子は、主人公と良い感じになっています。
相沢友子脚本作品②『重力ピエロ』(原作有)(2009年)
原作は小説で、原作者は伊坂幸太郎さんです。
ある視聴者は、
だから原作を映画にするときの「原作を表現しきれてない」っていう文句というよりは、
http://ichimura11.seesaa.net/article/138471797.html
「原作を変えちゃった」っていう方が近いと思います。
もはや「足りない」どころか「変なの入れちゃった」ってことだもんな。
と批評しています。
相沢友子脚本作品③『鍵のかかった部屋』(原作有)(2012年)
原作は小説で、原作者は貴志祐介さんです。
原作とドラマでは、主人公の榎本径とヒロインの青砥純子の性格などが違っています。
また、ドラマでは、原作にはぞんざいしないオリジナルキャラ・芹沢豪が、主人公ヒロインと一緒に活動し、主要キャラとして活躍します。
相沢友子脚本作品④『ビブリア古書堂の事件手帳』(原作有)(2013年)
原作は小説で、原作者は三上延さんです。
主人公・篠川栞子の妹が、ドラマ版では弟に改変されていました。
相沢友子脚本作品⑤『人は見た目が100パーセント』(原作有)(2017年)
原作は漫画で、原作者は大久保ヒロミさんです。
ある視聴者は、
一応、原作コミックとの比較などを書いてみたいとは思うのですが、はっきり言いまして「同じ所を探すほうが難しい」というのが正直な意見です。
https://tmbi-joho.com/2017/04/16/mitame/
と批評しています。
相沢友子脚本作品⑥『トレース~科捜研の男~』(原作有)(2019年)
原作は漫画で、原作者は古賀慶さんです。
原作は、原作者が実際に科捜研に勤めていたということで、リアルな警察ドラマを楽しむことができる作品となっています。
しかしドラマ版では、警察の依頼なしにDNA鑑定をするなど、リアルさが失われているとのことです。
他にも、虎丸良平の性格が違う(あまりに違うので視聴者はオリジナルキャラクターだと勘違い)、法医科科長の海塚の性別が女性(海塚律子)に改変されているといった違いがあります。
相沢友子脚本作品⑦『さんかく窓の外側は夜』(原作有)(2021年)
原作は漫画で、原作者はヤマシタトモコさんです。
主人公・三角康介の性格などが改変されています。
ある視聴者は、
原作読んでる?レベル
https://twitter.com/napu_ta/status/1751176523414216902
だと批評しています。
相沢友子脚本作品⑧『ミステリと言う勿れ』(原作有)(2022年)
原作は漫画で、原作者は田村由美さんです。
ドラマ版では、原作にはない風呂光と久能整整の恋愛が描かれています。
相沢友子脚本作品⑨『セクシー田中さん』(原作有)(2022年)
原作は漫画で、原作者は芦原妃名子さんです。
詳細は以下の記事をご確認下さい。
※記事によって、『金魚妻』『失礼ショコラティエ』の脚本家が相沢友子と記載されていますが、
これは間違いです。
・『金魚妻』脚本家…坪田文・越川美埜子・的場友見
・『失礼ショコラティエ』脚本家…安達奈緒子
相沢友子は原作クラッシャーで原作を無視している?評価・評判は?
相沢友子さんが手掛けた脚本が、結果として原作を忠実に再現していない、というのは事実。
これが改悪なのか、評価・評判は、賛否両論。
しかし原作ファンからは不評を買っている様子。
原作無視なのかどうかは、原作者の合意が得られているかどうかというのは、大きなポイントです。(この部分は、ドラマ制作責任者であるプロデューサーの役割であると考えられます)
『セクシー田中さん』の場合、原作者の思いは無視されることとなってしまいました。
NHKプロデューサー・安部泰彦さんのお話によると、脚本の中身は、
プロデューサー、脚本家、演出家によって話し合われるということです。
相沢友子さんが担当してきた脚本には、
✔性格改変
✔性別改変(恋愛要素を入れる)
といった改変の特徴が見られました。
脚本家の黒沢久子さんの話によると、脚本家に、「恋愛要素を入れてくれ」という要望が入ることは多いとのことです。
しかし結果として、
相沢友子さんは「原作クラッシャー」「原作無視している」といわれるようになりました。
相沢友子の性格や評判は
相沢友子さんの性格は、
元ホリプロ所属の歌手で出たがり
であると、gooニュース(Quick Timez)は報じています。
現在、52歳ということですが、きれいな方です。
相沢友子さんが”出たがり”であることは、自身のインスタに、ドラマ共演者と映った写真を投稿していることなどからもうかがえます。(現在は非公開)
評判は、
あってはならないことが起こってしまった後ですので、良好とはいかず、
「プライドが高い」等、批判が相次いでいます。
しかし、相沢友子さんが原作なしで脚本を書いたドラマ『恋ノチカラ』(2002年放送)のことになると、肯定的な反応が見られています。
「恋ノチカラは好きだった。
こんなのかけるんだから、原作に頼らず書いたらいいじゃん。
原作あった方が楽とは思うけど」
しかし業界内では、オリジナルは求められず、代わりに、安心感のある売れている原作が求められているとのことです。
オリジナルを書きたい脚本家はいくらでもいるそうなのですが、需要がない、ということのようです。
相沢友子さんが今後も脚本家として活動していく為には、世間の風当たりの強さから、名前を変えて活動していくしかないのではないかといわれています。
まとめ
【改悪?9選】相沢友子|原作クラッシャー・無視・ドラマ映画評価や性格は
- 脚本作品①:鹿男あをによし(2008年)(小説)
- 脚本作品②:重力ピエロ(2009年)(小説)
- 脚本作品③:鍵のかかった部屋(2012年)(小説)
- 脚本作品④:ビブリア古書堂の事件手帳(2013年)(小説)
- 脚本作品⑤:人は見た目が100パーセント(2017年)(漫画)
- 脚本作品⑥:トレース~科捜研の男~(2019年)(漫画)
- 脚本作品⑦:さんかく窓の外側は夜(2021年)(漫画)
- 脚本作品⑧:ミステリと言う勿れ(2022年)(漫画)
- 脚本作品⑨:セクシー田中さん(2023年)(漫画)
相沢友子さんが脚本を手掛けたドラマ映画作品は、確かに原作を改変していた。
故に、「原作クラッシャー」「原作無視」等といわれている。が、原作を改変したのは、彼女個人の意思ではないと考えられる。
ドラマ映画作品の評価評判は賛否両論。
だが原作ファンからの反応は渋いものとなっている。
相沢友子さんの性格は、
「元ホリプロ所属の歌手で出たがり」
であると報じられている。